からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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毎日ほっこりと。(^0^)

本州横断・信越本線

2009年04月11日 12時41分27秒 | ぶらり旅

 備忘録として記録。

春の青春18切符の期間が昨日終わりました。今年は前半が家の仕事と重なってしまい身動きが取れず私としては不本意な春の旅でした。 とは云え、碓氷峠鉄道ぶんかむらや盲腸線紀行が出来ました。で最後の〆として4月9日に本州横断を敢行してきました。

満開の櫻手を振る江戸の町

聞いたようなセリフですが、これを矢立の始めとして早暁の東京を離れました。Dc041099

桃の宿この本の名を思い出す

まずは何が何でも松本駅に辿り着いてそのまま篠ノ井線へ乗り込んでホッと一息つきました。その道中、車窓は春爛漫・櫻吹雪の東京を発ち、甲州路に入ると櫻満開&桃の海原に変わり、八ヶ岳が背景を飾るようになると小渕沢駅。諏訪に入った途端に一ヶ月時が戻り、梅の花咲く信濃路の始まりでした。 そして松本が近づくと櫻がチラホラしてまるでタイムマシン乗車という気分です。

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この日は南アルプスも北アルプスもくっきり見えて眺め値千金の青空でした。松本駅の大きな窓硝子越しに北アルプスが壁画のように見えています。乗鞍岳もまだ真っ白です。駅舎が新築されて見えるようになったのでしょうか? それはともかく、日頃の行いの良さがお天気に反映されたようで勝手に喜んでいました。

長野駅では、一瞬善光寺ご開帳参りと五明館のソースカツ丼が浮かんだのですが、心を鬼にして(笑)初めての信越本線での本州越えに挑みました。妙高五号、各駅停車ながらもかっての特急車両を使ってあるので貧乏旅行のはずがまともな旅行気分に変貌、これもまたハッピーです。実物の型式には無知な私ですが、中央線ライナーと同じ車両でしょうか。

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黒姫や妙高、名前は聞くのですがこの目で見たのは初めてです。暑い夏はこの辺りの高原にしばらく滞在したいものです。このルートは夏の切符でもチャレンジしてみようと思います。

大スイッチバック冬と春との分岐点

土筆萌ゆ二本木駅は越後の地

土筆だらけ酔考さんを思い出す(笑)

 高田駅手前でした。摘みに行かねばなりません。 とにかくイガグリ頭のようにびっしりでした。オダキューOXで売っていた値段を思うと切符代が回収できそうです。(苦笑)

更には信越本線・二本木駅がスイッチバックであると初めて知りました。篠ノ井線・姥捨駅のスイッチバックとともに一日で二つの行きつ戻りつを乗ったことで大儲けした気分です。

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姨捨駅から千曲川方面。佐久平?を眺めました。田毎の月で有名です。 順序が逆でした。失礼しました。Dc0410165

青海川駅、地震からの復旧がやっと終わっているようでした。

吹き墨の手技思わす春の海

このように南北アルプスや黒姫、妙高の山々、さらには日本海の眺めを堪能できたので思い切って大回りしてよかったなぁーと自画自賛。

春冬とめまぐるしくも変わる旅

季の変化芭蕉様にはわかるまい

Dc0410189 信州の名残の酒を呑みつつ帰路についています。赤い満月が追いかけてくる旅の終わりです。

乗車時間が長くて外の空気に触れる時間は少なかったのですが、車窓が動く紙芝居に感じられあっという間の一日になりました。写真が窓越しに終わったのは少々残念でした。日記代わりに書いていた下手なうたもつけてみました  おわり