からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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Western Maryland SHAYの試運転

2009年09月23日 14時17分08秒 | ライブスチーム

 連休最終日、宿題が終わったわけではありませんが、やる気が起きたのは作りかけていたWestern Maryland SHAY の試運転です。暑くもなく、寒くもないいい気候のせいでしょう。運転に必要な道具とともに組立途中の機関車を設置しました。 もしトラブルが起きてもすぐ修理出来るようにこの状態でズーッと置いていたのです。ちとみっともないですね。

Dc092302 これはやっと注水できて一息ついたところです。と云うのもまた注水系に配管ミス。軸動ポンプの配管を逆にしていました。ゴム管にスプリングコイルを巻いたものなので修復は簡単ですが、重ね重ねの勘違い。恥ずかしい限りでした。

Dc092301本体を運転コロに乗せました。テンダーは駆動軸を外したまま配管は作法通りつないでます。

この状態で点火して6分、水が多かったのか安全弁から水を噴き出しました。ガス釜は空焚きが心配なのでいつも多めになってしまいます。少なくとも空釜で大打撃を被ったJR東日本のD51のようなみっともないことは避けたいと思います。

で、やっと安全弁が噴き加減弁を開いて凝結水を排出したところでバーナーが鎮火。どうやら燃料不足のようです。あらためてしっかり注入し再点火すると今度はバーナーからゴム管が外れてしまいました。よく見ると生ガスが送られてしまったので想定以上の圧力がかかったようです。と云うようなトラブルが起きても想定内だと気を取り直して再々点火しました。 今度は無事圧力も上がり安全弁が噴き出し加減弁を開くと・・・・。 ぎこちなさはありますが、無事回転を始めました。心配していた軸動ポンプも働いているようでテンダーの水も次第に減っていきます。

この状態で20分以上動き続けました。バイパスバルブを閉じて軸動ポンプを入れるとストップしていたエンジンもしばらくすると運転を続けるようになりました。回転も次第に安定してきたようです。ただ加減弁を絞っていくと回転にむらが出る事象が残っているのでもうしばらく慣らし運転を続けて低速運転で粘りが出るようにしたいと思います。

まずはめでたしめでたしです。

この先組立を頑張って本物らしく仕上げていこうと思います。

(追記)さて、試運転終えた午後は空き地のままだった野菜畑?を耕して秋の耕作に備えました。久しぶりの作業は腰に来ます。一汗流して夕方は本厚木まで友人に会いに出かけてきます。


人並みに観光地

2009年09月23日 09時44分48秒 | ぶらり旅

世の中はシルバーウイークというそうです。それでは私もそれ乗ってみようとぶらり出かけたのが昨日の午後。 と云っても行く先が定まりません。 このような場合は世界の浅草だ。と云うことにしました。 新しく来たカメラの試写も兼ねるにはぴったりの場所であります。

Lumixの20mm/f1.7とNikkor 35mm/f2.5 L39の二本をお供にしました。 ところが浅草は大混雑。地下鉄ではそんな印象はなかったのですが、地上は人人人、旗を挙げたおねーさんに従うグループの多いこと、バスツワーできた人が多かったようです。もちろんいつもの外国人観光客も沢山という表現になってしまいます。 友人のカメララボは当然お休みなので寄るところもなくて観音様を大迂回をし一回りしました。観音堂は大修復中なので囲いの中、眺めも今一つです。

Dc092241 やっと辿り着いた煮込み横丁ですが、どの店も一杯です。このルートがかろうじて空いている通りでした。このレンズは現代レンズ。

Dc0922451

こちらは50年以上前のもの、少し柔らかい感じです。鮮鋭度は落ちます。(f5.6)広角レンズですがマイクロフォーサーズでは70mm相当のやや望遠気味になってしまいます。このカメラ用の広角はライカ版の20mm以下のレンズでなければ広角と云えないので選択に迷います。と云うかあまり持っていません。15mmでも30mm相当です。うーん

Dc092252_2 混雑を避けてやっと地下鉄入り口へ、その脇から例のオブジェを適当に撮りましたが、人力車の幌が入ってしまいました。これもクラシックレンズです。

入り口脇にある神谷バーのデンキブランがちらついたのですが、当然のことながら諦めました。 で、帰路は銀座で下車し、仲間内で云うところの伏魔殿へ寄ってみることに・・・・

その結果、棚の奥に隠れていたPennsylvania鐡道のCaboose(車掌車)を掘り出してしまいました。数十年前のアスターホビー製、外板は木製で室内灯と両脇のランプが点灯する凝った作りです。多分天井が外れるので現在の車輪集電に電池点灯機能を追加できると思います。台車もちゃんとスプリングが入っているので走行性能も良さそうです。油切れは仕方ありません。

Dc092253  亜米利加の典型的な貨車ですが、実は30年前にNゲージの模型を手にしたせいで亜米利加車に魅せられたのです。

ストーブの煙突が浮いていましたが軽微な不具合です。列車編成が出来なくてもこれ一台でも充分絵になります。

Dc092255 と云うぶらり旅の結末でありました。呑まずに銀座に立ち寄って成功でした。犬も歩けば棒に当たるとはこのことでしょうか。(笑)

 売れ残りのライブスチームが極端に値下げしてあったので腕に自信のある向きにはお薦めです。私と同じ苦労をすると思いますけど(と謎の言葉)

さて本日は出かけるのを止めて庭仕事と試運転にチャレンジしてみる気になっています。