急ぎの書類作りではないのでゆったり書けばいいのですが、パソコンに向かうと色々やり残している別のことが浮かんでしまいます。結婚式のために九州へ出発する前に宿題を終えておくことにしたいものです。
さて今回は、前回予告した英国型を採り上げました。次第にマンネリに近づいていることを感じつつの特集でありますが、お好きな方はご笑覧下さい。
一年前に入線した我が鐡道の最新型です。英吉利で最後に製造された機関車の模型でとても優美な姿をしています。この機関車の持つ2-10-0という車輪配列は大変珍しく、日本であればさしずめ貨物専用となるのでしょうが、英国では急行も牽引したというメジャーな機関車です。組立途中の写真ですが、運転室はご覧のようにシンプルなものです。中央の長いレバーは加減弁、左のレバーは通風弁その下の回転ダイヤルは逆転弁です。実物の逆転機もこの型式のようですが、それをある程度忠実に再現してあります。そして右側水位計下のねじ込み弁はボイラー内の水の排水弁です。この機関車はC型ボイラーなので焚き口は省略されています。これが残念です。この他にシリンダー内の凝結水を排出するドレイン弁操作レバーは運転室内ではなく第三動輪の上に付けられています。 さて、この機関車は一体何でありましょうか???
答は、この機関車の運転室でした。1960年にイギリス国鉄が最後に製造した9F型機関車でEveningstarと名付けられた機関車です。このモスグリーンはなかなかいい色合いだと思います。運転室とは関係ありませんが、この機関車のエンジンは実物と同じく二気筒ですが、45mmゲージサイズの本格的ライブスチームでは採用されなかったピストン弁です。4個のピストンリングを持つこのピストン弁での密閉度が上がるとシリンダー内の凝結水を排出するのが構造上必須なのでドレイン弁もが装着されてしまったという凝った機関車です。 この数ヶ月 Western Maryland SHAYの再生に時間を取られたので機関庫で眠っている時間が長くなっているのは残念です。そろそろ火を入れなければなりません。一年前に撮った完成初走行の動画を入れてみました。サムネイルの絵がやっぱり出ないけどどうしてでしょうか?
今回も従来通り二機種のつもりでしたが、出かける時間も迫ってきたのでこの辺で終わります。取り急ぎの書きかけ原稿なのでまた見直すつもりです。(ペコリ)
(翌朝、一通り補正し動画も入れてみましたが・・・・。)