昨日は今年度の講義が終わりホッとしたところです。今期の成績をとりまとめて提出すれば私の責任は終了します。 学生にきちんと理解させることが責任と云えば責任ですが、後は自分で理解していくのが本来なんでしょうね。 高校時代に数学のM先生から生徒と学生の違いを教えていただきましたが今でも頭にこびり付いています。いいのか悪いのか。この目でつい学生さんを見てしまいます。(苦笑)
曰く、徒(いたずら)に生きているから生徒 という。従って先生が口酸っぱく云って君らの軌道を修正しているのです。 学生とは学んで生きているもの、 誰からもあれこれ云われなくても勉学に勤しむ大学生からを云うのです。 高校生が自らを学生と称するのは大きな間違い。 ただひたすらに先生の教えに従って勉学に励みなさい。 その先には学生としての生きる生活が待っているのです。
だったと思います。 結構厳しい話ですが、高校生が「学生です」と云うのを聞くと、つい苦い顔をしてしまうのはこのせいです。(笑)
ところで現在の大学生諸君は如何に? 学生と呼称してもいいのでしょうね。 我が講座の場合はまあノーコメントでいいか。 こんなことを考えた最終日でした。 これで半年間の講義休みですが、毎回反省することが多々ありますので次期に反映したいと思っています。成績の分布が正規分布であればいいのですが、フタコブラクダだという人もありましたがさて如何に。
それにしても理系の大学なのに就活で少々浮き足立っているのは困ったことです。私の時代はネットもなく先生にすがっての就活だったので4年の6月頃には順次に決まったものなんですけどね。
学生の持つ企業知識とネット利用ではどうしても大手企業やマスコミに目立つ企業に偏ってしまうので就職先が足りないように見えるのではないかと感じています。 その昔のような企業と学校との連携が必要に思えます。先生の負荷が大きくなるので研究者とは別に企業事情に詳しい人を就職担当としてもっと配置すべきなんでしょうね。 企業の分社やグローバル化で元企業人ですら分かりづらい最近なので急いで見直しすることが必要に思えます。
さて、この数日色々あったのでブログを休んでしまいました。おまけに今朝は局内の装置故障でネットがつながらなくなっておりました。今週も色々ありそうです。26日の古い仲間との集まりは残念ながらパスすることになりました。 これからしばらく本業の忙しい日を送ることになりそうです。が、これは当たり前のことですけどね。 汽車ぽっぽを修復したり、リストラしたりと からくり諸々の計画だけは浮かぶのですけど手付かずです。
そろそろ松田の河津桜の季節です。咲き具合はさて如何に?