からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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吉祥寺北裏鐵道4月運転会へ

2011年04月11日 22時28分59秒 | からくり情報

夕方から余震頻発で落ち着きません。体が四六時中ゆらゆらしているような感覚です。震度2,3が続いてこのような具合ですから、ましてや震災地の皆さんは息が止まるような感覚だろうと思います。一ヶ月経ったのでいい加減にしてくれと思うのですが、何ともならない人間の力です。

このような変な感覚から脱するには趣味かと、気を取り直して昨日の北裏鐵道運転会を記録しておきます。 地震で転がった英國主力機の整備が間に合わなかったのでお手軽ラジコン機関車 Katie にしました。 故障機はテンダーとつながったまま転がったので、連結バーが捻れバーナーの支柱が曲がったままです。テンダーに傷が・・・・・(涙)

Rscn0344 久し振りに登場させました。前日受信機とサーボの電池を充電し持ち込みましたが、実はこの機関車にも地震の痕跡があります。

運転室のラベルに下にかじったような跡が出来てしまいました。隣に並べておいていたJNR B20 の何処かと擦れ合ったしまったようです。難しい色合いなのでちとショック。この色のエナメルか耐熱塗料があるのだろうか?

Dscn0330  それはまた考えることとしてよく走りました。調整は完全では無いのですが、20数分周回していたので合格です。 課題はバーナーが強すぎるのか安全弁が噴きっぱなしになってしまいました。バーナーを締めながら様子を見ましたが、いいポイントを見つける前にガス切れになってしまい運転終了となりました。加減弁を開いたままでラジコン操作を最小にするよう加減弁の先に赤い中間バルブを設けてあるので運転時はここを回せば速度制御は簡単でした。

Dscn0332 前オーナが色々工夫して遊びやすい機関車に仕上げてありますのでお宝の機関車です。その節は色々ご指導ありがとうございました。

220fところで、再始動困難なのがガス焚き機関車です。 特にテンダーの無い機関車はボイラー近くのガスタンクが暖まってしまうので再注入が困難です。タンクをどう冷ますかに工夫を要します。寒い日はガスの気化が困難、暑い日はタンクに注入困難とガス焚き機関車は我が儘です。 やっぱりアルコール焚きが好きだなぁー。

自分のことばかりになりますが、例によって朝のスタートが遅いので全貌を伝えるのが困難なのはご容赦ください。一部事務局長Sさんの上手な流し撮りを拝借いたしました。

この日は櫻満開のせいか?早退者が多くて被写体も少ない日でした。 私の好みの機関車はこれでした。

Dscn0340 仏蘭西國鐵のNORD、大変複雑なパイピングと外部の蒸気給気管が目立ちます。本物は世界トップクラスの熱効率を持つコンパウンド機関車です。こう見えても四気筒エンジンなのです。実物の外部エンジン弁装置はポペット弁だったかも知れません???

Dscn0338 運転前に底部を見せてもらいました。内側低圧シリンダーが第一動輪、外部高圧シリンダーが第二動輪を駆動しています。第二動輪には内部シリンダー弁装置用のカムと軸動ポンプ用のカムが付いています。二組のエンジンを蒸気は直列に流れるのでその熱エネルギーを余すところなく利用するように設計されています。 が、現実には起動時には低圧エンジンは水ポンプになってしまうので安定走行するまでが大変です。低圧シリンダーには凝結水のドレイン弁の欲しいところです。 この日もなかなか走り出しません。 O氏は随分苦労していました。 まだ整備と走り込みが必要なようですね。頑張ってください。なお、この模型の外部シリンダーはワルシャート弁、内部シリンダーはスリップリターン弁であることが資料で分かりました。それでもうまく仕上げてあると思います。

しかし、このような貴重な機関車がよく出てきたものです。 あ、私も他人様のことは云えないのだ。(汗)

完全に趣味に徹して書いたのは久し振りです。来月の運転会も楽しく出来ることを願っています。


稲富くんおめでとう

2011年04月11日 09時56分30秒 | 交友

昨日は第一次統一地方選でした。東京都は予想通りの結果になりました。

 気になっていたのは生まれ故郷佐賀県の県議会選挙。 これまでの実績で大丈夫だろうとは思っていた幼馴染みの稲富くんでありますが、色々足を引っ張る勢力が跳梁跋扈していたようなので結果が出るまでは心配でした。

でありましたが、樋渡市長のブログにある通り、昨晩無事再選確定。樋渡さん応援ありがとうございます。 我が事のように喜んでおります。 当確した時点で在京の友人からも電話をもらいました。

思えば数十年前に「市会議員になったよ。」とひょっこり上京してきたのがつい先日のようです。 小学校の人気者で教卓の上に正座して落語を聴かしてくれたのを思い出します。もちろん恩師の許可の上です。先生も彼の落語を聞きたかったのでしょう。(笑)

帰郷するたびの運転手には大変恐縮していますが、十年一日の如く飾らない態度にはいつも感心させられます。 昨年9月の小学校同期会の際も隣町の元炭住街を案内してくれましたが、いつものジャージ姿では無くちょっと小綺麗な格好なので変だなと思ったら、地元の人からテレビ見てるよとの声。何と県議会の副議長になっていました。まあそんなことも何も云わないのは相変わらずです。駅に迎えに来てくれてそのまま小学校の恩師のお宅へ直行するのが恒例です。「あなたがそんなに偉くなるとは思わなかった。」と先生の奥様からからかわれて頭をかいているという親父さんです。目線の低いところが地元の小父さん小母さんに好感持たれていると思っています。

樋渡市長の招聘、新市民病院の誘致などで彼が動いてくれていたのは市長の本やブログにある通りですが、若いトップを同級生のいくたりかとともに黒子として支えているところに彼の凄みがあります。この先も同じスタンスで武雄市や佐賀県を牽引してくれることを願っています。くれぐれも健康にご注意の程を。酒飲めないから大丈夫とは思いますけど。(笑)

Dc021130

とにかく大変おめでとうございます。なかなか足を伸ばせない武雄の地ですが、またそのうち行きたいと思っています。ちょっと誉めすぎましたが、何年経っても「まーとっしゃん」には変わりありません。

数年前の懐かしい写真をちらり。(汗)