涼しいけどいいお天気です。櫻も終わりました。 が、元歌の作者に叱られそうですけど「世の中に 地震原発事故 なかりせば 春の心はのどけからまし」(字余り) と云う心境です。
さらに仕事の宿題も数個のし掛かっているものだから尚更です。さてどうしようか、ここが思案の別れ橋と云うところです。相談相手は実家へ帰省中、従ってカメラを持ってぶらり出るかという気分も起きません。折角自転車を新調したのですが、殆ど買い物自転車になっています。レベルを落としての自転車でありますが、運転の腕が極端に落ちていることを実感しています。 手放し運転など出来そうにない。 以前ならば手放しで上着の着脱が出来たものなんですが。(汗) 還暦の前と後では劇的な違いがあるようです。自転車のせいにはしたくありませんし・・・。 これも憂鬱の原因かも知れません。(苦笑)
カメラと云えば出し忘れていたフィルム現像が上がったので取ってきたのですが、正月初詣風景と4月の芽吹きが一緒になってしまいました。大変恥ずべきことであります。が、撮っていないわけではなく、その間の風景はデジタルに収めているのです。 このフィルムはバルナックD2と戦前のズマール5cm/f2で撮ったもの、そして半分写しただけで出したフィルムには去年6月に出かけた宇都宮城が写っていました。多分Rollei35 Tesser40mm/f3.5 の写真でしょう。こちらはフィルムの入れ方が上下逆なのでフィルムを見ると何で写したかが分かるのです。携行したこのカメラのことはすっかり忘れていました。
どうやら、デジタル写真の管理に気を取られてフィルムの管理がかなりいい加減なものになってしまいました。 アナログからデジタル取り込みも面倒なことから遠のく理由の一つかも知れません。それに町のDPE屋さんが激減してしまいました。機械的に現像してくれる処すら我が町には二箇所。写真の出来栄えに盛り上がっていたお店はとうに閉店してしまい困っています。 最近は若い人がヘロヘロレンズの写りを楽しもうと露西亜のカメラなどを楽しみ始めたようですが、これがアナログ回帰になればいいのですけどね。 と云いつつフィルムを通さない私自身も反省いたします。
「レンズ至上主義」という本をふと手にしました。デジタルに古いレンズを付けて撮ることもたまにあるので参考までと思ったのですが、プロの目で見たクラシックレンズとデジタルの相性など意外に面白く読んでいます。古いレンズでのデジタル写真遊びに一時期入り始めたのですが、なぜかお休みしていました。手近なもので遊ぶことも老人には必要なようなのでもう少し歩を進めようと思ったこの数日です。 高級なレンズがデジタルでは意外に使い辛かったり、アナデジとも破綻しないレンズがあったりと面白かったのですが、その記録が面倒で避けておりました。 身近な花などから再開してみましょう。
管理が悪くてさっと出てきませんが、これは確かElmer65mm/f3.5 をNikon D100に付けて撮ったものです。これなど完全に室内写真でした。
こんなことを書いているとカメラを持って出かける気分も出てきますが、さてさてどうしようか? やっぱり宿題を終えてからでしょうね。
いずれにしろ日によって地震以降の閉塞感が波のように押し寄せます。先の見えない船頭さんの舵取りのせいが多大に効いているようです。そういえば税金納付の時期であることも憂鬱なのかも知れません。(苦笑)