私だけかも知れませんが暗い話題の中に押しつぶされそうな日々のような気がする最近です。 昨日の選挙結果は全体像が分かったような分からないような気がしますが、世田谷区長は支持率では低い鳶に油揚げをさらわれた与野党というところでしょうか? 猿山の争いの体質は抜けていないようです。どこかの自治体もそうでしたけど。(笑)
ところで数年ぶりに喜多見にある次太夫堀公園やら成城学園の武蔵野崖線下をサイクリングしてきました。畑だった周辺には住宅が建ち並び湧き水も減ってしまったようです。 ただ、ゴルフ練習場だった場所が区が買い取ったのか水辺公園に変わっていました。これは意外でした。どうせ使うのなら税金はビルを建てるよりもこんなことに使って欲しいものです。地域の緑化活動の拠点になっている風でした。
盛んにサイクリングしていた頃は、先ずこの公園に立ち寄って次の行き先を決めていたものです。野川を遡って国分寺だったり多摩川を下って蒲田だったりと適度の距離を走ったものですが、この日はこのままUターン、成城学園のお屋敷街を見物しながらの足慣らしとなりました。喜多見から登る不動坂、とても乗ったままでは無理なので引いて歩きましたが、それでも息切れ。いかんですなぁー。 久し振りだとお尻が痛い。(汗)
さて、この小川が次太夫堀公園の売り物です。10数年前?に初めて見たときは感激しました。すぐ側を流れる野川の水を浄化して流したものですが、今ではすっかりこの地に同化したようです。節電でどうなったのか心配だったのですが、流れていたので安心しました。 この小川の右手には水田が拡がっています。そして恒例の鯉のぼりもはためいています。
田んぼは、この季節はレンゲ草畑になっています。もうすぐ水田に変わって風景も一変するのですが、しばらく来ていなかったのでその季節の手持ちの写真もありません。デジカメ普及以前のことだったので随分間が空いたようです。
この公園は、江戸時代から明治にかけての世田谷区にあった古民家をそのまま移築して実際に使っているので往時の世田谷はかような姿であったろうと感じます。私の故郷・高橋よりも田舎だと思います。(笑)
のんびりと写生する年配のご夫婦、これもまた一幅の繪のようでした。
ここではよく古い農作業のイベントがありますが、五月連休を前に縁側には座布団が干されていました。上の写真のお屋敷では節句人形が飾られてお茶会が催されていました。
野川沿いのサイクリング道路にはまだ八重桜が残っており何だか儲けたような気がする日曜日でした。途中で買った弁当を広げたのもこの近辺でした。
遠出は嫌だなぁーと思っている方、こんな公園周辺をぷらぷらするのもまた一興です。小田急線・喜多見駅から徒歩15分弱です。
一番過ごしやすい青葉の季節になりましたが、地震さえ無ければ昨年の安穏とした気分になるのですが、日々大切にと思わされる今年であります。