アスターホビーの工場見学に行ったせいか、機関車を整備する気になって地震被害の無かったものを掃除しました。が、外の作業の暑いこと、汗が流れ落ちます。 しかも重量級機関車を選んでしまったので尚更です。 この機関車、置いた場所で横倒しでしたが何もなくて幸いでした。或いはと思って最下段だったのが良かったようです。
NKP Berkshare です。2-8-4という車輪構成でシリンダー径15mmのパワフルな機関車ですが、実に重く運転会の出番が激減しています。 牽引力は1.4kgあるので状態の良い2kg程度の貨車だと40両は引けるでしょう。多分大人一人は引っ張れそうです。米国では72両牽引したそうです。
でも重たい。歳とともに重荷模様です。(汗)
テンダーの大きさもこの機関車の特徴でマレー型機関車と変わりません。このテンダーに500ccもの燃料が搭載できるので50分は走り回り線路待ちの人泣かせです。
清掃前だったので線路に乗せずに写してしまい失礼しました。
弁装置は、保守が容易なベーカー式です。ワルシャート弁のようにスライドする箇所はなく、軸受けを使って作動しています。軸受けベアリングの強度、工作精度の高さがあったので米国で受け入れたのでしょう。 模型では油まみれにしておいた方がいいと先輩から助言されたので多めにグリスを塗してあります。運転中心に考えているうちの機関車ですので手摺り関係の曲がりや欠けが散見されます。
一通り清掃を終えて圧縮空気で動作確認をしましたが、問題なく動きました。ドレイン弁動作も問題なく、チェックバルブのベアリングのこびり付きもないのでこのまま動かせそうです。
が、しばらくモスボール状態になりそうです。 やはりNゲージのBerkshareが扱いやすいのでついそちらに行きそうになります。でも我が家の鐵道も3.11の震災で外周線の破損が生じ現在まで不通のままです。何とかしなければなりません。 暑くて工事が進まないのが現状です。我ながら軟弱になりました。(涙)
ネタはあると思いますが、暑さで出てこないのでライブネタが続いてしまいました。この機関車の詳細はHomepageをご覧下さい。 作成してもう5年経っているのに気が付きました。会社を辞めた記念に作ったことを思い出します。しかしながら記念品が多いなぁー(苦笑)