仕事予定をクリアし、成績表も提出したことだし全日街歩きをするつもりで出かけたところへ、昔から仕事をお願いしていた棟梁が亡くなったという連絡があり、Uターンすることになりました。 家人と出かけたお通夜から先ほど帰還。一服しています。明日は告別式に出席です。ご冥福を祈ります。
ところで昨晩はその昔の上司に久し振りにお目にかかり麹町ですっかりいい気分で帰宅しました。四谷界隈を夜放浪するのも何年ぶりでしょうか?ちょっと時間があったのでお目にかかる前に駅周辺をぶらりとしていて遭遇した懐かしい風景です。
半蔵門に向かう新宿通りは四谷で中央線を跨いでいます。その端を照らす照明はご覧のような明治調のデザインです。以前はよくこの辺りは仕事で行き来していたのですが気が付きませんでした。しみじみ見るとなかなかいいですね。
欄干をみると時代がかったデザインも存在感があり素敵です。戦争があったので当時のものかどうかは分かりませんが、おそらく当時のデザインを受け継いでいると思います。
熊本市にある明五橋や明八橋には及びませんが、この四谷見附橋は大正二年製だったようです。宮城のお膝元だったので供出はなかったのかも知れません。
このデザインも明治調です。この明治初期の有田焼にも相通じるデザインと思いますが、いかがでしょうか?
余談ですけど、佐賀県有田町で明治初期に10年間だけ存在した精磁会社が製造した焼き物です。
橋をブラブラしながら渡り終える最後の照明の先にはJR四谷駅です。ここを過ぎると待ち合わせ場所です。驛を横目に見て夜の街に消えた次第です。(^0^;)
とはいえ偶然目にした古くさいデザインに興味を引かれた変な夜でした。
あ、もちろん会食も大変充実した時間でした。またお目にかかりたいと思っています。
予備校が旧文化放送の近くに在ったので、赤坂離宮(現迎賓館)に行くときによく渡りました。
JRのホームから見ると、橋梁の基礎部分の作りの素晴らしさがよく分かります。
今回初めてじっくり見ました。
なかなかいいですね。
次回は驛から橋桁をしっかり見ることにします。