だいぶ間が空きましたが、仕事に追われてネタ切れというところです。 昨日の国会のドタバタ劇を見て浮かぶ言葉が「変節」 ご本人達を存じ上げているはずもないので誰が、とご指名出来ない次第ですけど。(苦笑)
辞書によると 変節とは、「節義を変えること。自分の信念、主義、主張を変えること。」だそうです。 となるとあの人もこの人も。 「え、大部分ではないか!」と思いますが、特に頂点にお立ちになる人が マスコミによると一夜も経たないうちに云うことがコロッと変わっている。 「舌の根も乾かぬうちに」と云うんでしょうね。 指揮官を見て下は動くというのにこんなことではいつまで経ってもメドが立たないでしょう。 メドが立たないことを喜んでいるのだろうか?よくもまあぶれるトップの多い組織であります。 とこんなことを見聞きしていると何だか頭が痛くなります。 地震警報用と称して点けているテレビを珍しく切っています。
至誠に悖るなかりしか 言行に恥じるなかりしか など古い言葉が浮かんでくる者にとって「三猿」になりたくなる時代のようです。
仕事も地震以来不調が続き追いまくられている最近ですが、忙中閑あり なのか、ガラクタ、いやお宝整理をボチボチ進めています。そのうち顛末をまとめようかとレンズの整理に手を付けましたが、自室は足の踏み場もない状態と化して発散気味です。 それでも80年前のレンズでもデジカメに使えるものがあることを確認して驚愕し、楽しく選別中です。 使い易いは抜きですけどね。 ところで、レンズやカメラを掘り起こしているとこんなものも出てきます。
見ただけでこれが何かと分かる方は相当レベルの高い方。 「何だこれ、鉛筆削りか?」 など想像する方が多いのかも知れません。 丸い円盤を回すとまるで時計のゼンマイを巻いている感触です。
その使い道は、ご覧の通りです。
カメラのシャッターに取り付け、ゼンマイを巻いた後に上のノブを引っ張るとジャーッと云う音がして7-8秒後にシャッターがコトリと切れます。
いわゆるセルフタイマーです。もちろんフィルム巻き上げも毎回操作するフル手動式です。 調整されたこのカメラの音色はガシャッでは無くてコトリであることにご注意下さい。(笑)
ちなみに昭和5年製のライカD2型、レンズもその頃のズマール5cm/f2という名機械です。両者いまでも現役です。もちろんハヤタカメララボと山崎レンズ光学でメンテしたものなので中味は新品同様です。見かけは悪くても中味は素晴らしい、上の偉い方々に見せて撮影させていただきたいものです。 いや、そうするとレンズが腐るかなぁー。(苦笑)
これらのものも巷で拾った時は二束三文、レンズは先輩から頂戴したものです。一度自分で修理をしたカメラでしたが、使っているうちにシャッター膜がボロボロで使用中に光洩れが生じ、シャッター紐も老朽化で断裂したので自己修理を諦めて早田さんにお願いしてしまいましたが、絶好調になりました。
セルフタイマーの落ちるタイミングが悪かったので分解してみると簡単な仕掛けだったので少々手直して好調になりました。 この世界の趣味は自分で仕掛けを理解し手を下さなければ楽しめないことを再認識したのでまた再開かなぁー。
確か今日から渋谷東横店で中古カメラ市のはず、明日顔出してみようかな、いやまた泥沼になるのも何だなぁーと仕事嫌さに揺れ動いています。(汗)
このズマールはキラキラしたものが不得手でフレアが出ることで有名ですが、再コーティングをして貰うとまったく問題ないいいレンズになりました。 フィルムからスキャンした写真があったので再掲?しました。
何だかブログの埋め草日記になりましたけど、午後から来客、打ち合わせが二本ほど続きます。 いいお天気です。写真機を持ってぶらりとしたいのですけどね。