からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

散歩カメラでもありますが

2011年07月05日 20時59分23秒 | からくり情報

暑さのせいか不調です。今日は何となく外出する気が起きず、と言いつつ仕事に集中するわけでもなくぼんやりと過ぎた一日になりました。

 夕方本屋まで出かけ流行りの新電力事情を立ち読みしてきました。(汗)  昔から興味を持つ宇宙発電所の話は面白いのですが、発電エネルギーをどのように空間を伝えるかが課題であるのは相変わらずのようでした。マイクロ波、レーザー光と考えられているようです。  再生可能エネルギーの本命は、風力、地熱、潮力と書いてあるものに納得、太陽光のランクは低いように感じます。 変換効率が低いのだと思います。また昼間しか 発電しないので蓄電システムが必要な点が問題です。

地熱発電は大地震や噴火で壊れるかも知れませんが、原発の後始末コストを考えると意外にもいい発電方法のようです。蒸気の力を使ってタービンを回し、回転力を電気に変換する古典的な方式が続く限り地熱は捨てがたい発電です。 光エネルギーを直接電気に変える太陽光発電はまったくコンセプトの異なる方式なので今すぐ代替エネルギーにするのには無理がありそうですね。直接発電方式として思いつくのは、燃料電池、ペルチェ素子・熱電対などの半導体がありますけど本命になるのは一体何だろうか??

などを考えるとまた頭が重くなるので写真を撮りました。(意味不明)

今回はLeitzのズマロン35mm/f3.5という少し有名なレンズです。近接1mまでなので同じ被写体が以前とは大きさが違ってしまいました。最初の写真は f3.5開放です。

P1000261続いて f4 でやってみましたが、絞りの差が僅かだったのでもう少し絞ればいいとあとで気が付きました。

P1000262 こんな具合にこのところ毎朝咲いています。いつの間にか根付いたもののようです。

花から離れ、f8で撮ってみました。午後は光が左側から射してくるのでフレアが出てしまいました。レンズのコンディションは中玉に僅かにモヤがかかっています。

P1000265 いつもの花を写して駅まで出かけたので駅前の光景を同じズマロン35mm/f3.5 で撮ってみました。f5.6で撮っています。

広角レンズのはずがマイクロフォーサーズでは 倍の70mmになるので感じが違います。

P1000269

ちょっと逆光気味でわびしさを感じるので不作です。駅前ビルというより階段ビルになってしまった駅前です。

P1000268 

このあと本屋に寄って帰宅、独逸麦酒のラーデベルガーが近所の酒店にあったので手に取るとイエナ扱い。買って帰りました。

この散歩で終わった一日のような気がします。 暑さに負けてグッタリしてしまいましたが、明日は色々取り組もう。


運転会でしたけど

2011年07月03日 22時09分13秒 | からくり情報

 ホントは曇天で少しは涼しいだろうという予測の日曜日でありましたが、朝から日が照り湿気も充分です。(苦笑) 本日は吉祥寺北裏鐵道の運転日でした。C622のお輿入れ先のK田さんお迎えでスムーズに現地到着。 運転の前に路盤ががたつき運転に支障を来しかねないので線路整備を行いました。 一斉に取り組んだので私がやったのは六軌道・左右5m幅だったでしょうか?

 その後運転。Spamcanを持って行ったのですが、久し振りだったので運転要領を忘れて急加速急停止を繰り返す運転になってしまいました。 そのせいで燃料が溢れ、キャブ内に火が少々回るという不手際が発生してしまいました。大したことはなかったのですが、三気筒パワーの強力さをすっかり忘れていたせいです。本物は140km/hで走行していたようで、残念ながら我が國鐵にはありえなかったお化けであります。

 H田さんからの質問がありましたが、こちらもすっかり忘れていたので即答できませんでした。 エンジンの仕様は、BORE 12mmX STROKE 20mm, STEAM PORT 1.4mm LAP 1mm, CUTOFF 82.6% ,SLIDE VALVE TRAVEL 4.8mm となっています。 ストロークは22mmではありませんでした。(ペコリ)

Dscn0917

本日のメイン作品はこれでした。からくり名人H賀さんはLGBの二軸客車をダークグリーンに再塗装し床下発電機を設置中でした。

Dscn0920発電機を子細に見ると手作り、さすがに名人だと感心しました。次回はこの発電機が車内をほんのりと照らしていてくれることと思います。 その昔の客車はベルトドライブの発電機が床下で回っていたことを思い出しました。 電池を入れると自走するのではないかということもご本人は期待されているようです。(笑)

Dscn0919

さて本日は、早めに帰宅する新メンバーK田氏に送ってもらい予定より早く帰宅できましたが、それで正解でした。帰宅後、ボーッと不調になり一休みしてしまいました。 昨日は庭仕事で頑張りその翌日の運転会でいささか堪えたようです。湿度に負けたような気がします。いずれにしろ帰宅が早くて良かったようです。 送迎ともにお世話になったK田さんありがとうございました。

ついでの別テーマで恐縮ですが、前日のことで忘れてしまいそうなのでメモしておきます。別のレンズで撮ってみました。

カメラはパナソニック Lumix G2 ですが、レンズはLumax というジョークのようなレンズです。正確にはCorfield Lumax 50mm/f1.9 というもので 英國製です。同じ英國のPeriflex という潜望鏡式距離計を持つカメラに装着されていました。特殊な距離計を使うために距離計連動用カムが無く、ライカのボディでは利用できなかったのですが、デジカメ出現で新たに命を吹き込むことが出来ました。 最初の写真は f1.9 開放です。

P1000250

次の写真は、f4に絞って撮りました。 このデジカメのファームのせいかある絞りの値から画質ががらりと変わるような気がするのでもう少し試してみようと思います。

カンゾウの開花時期がもう少しで終わりそうなので残った期間に何種類かのレンズで写しておこうと思います。Lumax は35mmと100mmがあったのでこれもついでに。

P1000251 いずれにしろ本日は疲れてしまいました。 色々課題が続いていることもありそうです。それでも体がやっと夏に切り替わってきたと感じる最近です。 早仕舞いしよう。(汗)

(翌日入力ミスを少々手直ししました。)


再生可能エネルギー?

2011年07月02日 09時54分17秒 | からくり情報

 再生可能エネルギー関連法案も含めて目処がつくまでという無い物ねだりを云う人の旗振りが続いています。 この先の日本をどうするという議論が抜け落ちたままではいつまでもメドが立たないのでずーっと居座るつもりだろうか? いっそのこと解散総選挙、国のベクトルを整えるべきと思う最近です。震災復興があるとしても「急がば回れ」とはこのような情勢をさすのではないでしょうか。

そんな中で不思議でならないのが、太陽光発電への思い入れです。過去何十年も叫ばれてきた再生可能エネルギーですけど電力会社等の政策スタンスもあってなかなか本物になりません。とはいうものの本当に既存の発電方式に取って代わることが出来るのだろうかという素朴な疑問があります。 原発廃止、一足飛びに太陽光等でこれに変えるとしか聞こえません。 私自身も原発システムの隠れた根底の問題を見抜けなかった不明を恥じるとともに現実に合わせてエネルギー移行はどうあるべきだろうかと考えることもあります。

ところが「原発要らない」、「再生可能エネルギーこそ次世代のシステム」というような話しが前面に出ており、現実論として既存の水力、火力の見直し論が聞こえてこないのが不思議といえば不思議で、これは政治イデオロギーそのものでは無いかと感じます。のど元過ぎて忘れてしまったかのようなバイオ燃料が引き起こした騒動は一体どうなったのでしょうか?

電力危機対策とは、消費のピーク時間帯をどう乗り切るかであって、この夏を如何にするかということと、 この先ポスト原発の時代を近未来、未来に分類してどうしていくかがあります。太陽光発電は 先にある未来論でしょう。 耳に優しく聞こえのいい話は大抵まやかしという感覚を持つ小生には、金の匂いプンプンに飛びつき続けてきた経営者の話には銀行救済と同じに感じてしまいます。個人的には高潔でも組織となると別という露西亜人とソ連邦の話とダブってしまいます。

情緒的なマスコミ報道では実体が見えないままですが、火力発電、廃熱発電、水力発電、揚水発電見直し等々を加速するのが現実的手段でありマスコミが飛びつく畑地まで潰して太陽光発電パネルを並べるところに行くのはいささか疑問です。こちらは発電効率をどう上げるかが先決、これを考えると未来論です。今朝もTVでやっていた離島の生活を東京の真ん中でやれるはずもありません。もっとも私は憧れてますが、夢想論です。

P1020394 我が家のプアな自作太陽光発電ではパソコン電力をまかなうのがやっとです。が、市販のものと違うのは夜間も利用できること。

P1020395小さな鉛蓄電池を付けたバラックキットのままです。これをリチウムにすると最高ですけど、秋葉原では入手できません。

屋根一面に高効率発電パネルを並べ蓄電する。それも個人任せの今のシステムでは実現困難なので屋根を借りるorリースという事業にする。 ただし、火災や地震への安全対策は十二分にとる必要を感じます。

東京ガスのエコキュートは燃料電池を使った発電・温水プラントですが、これにも興味ありますが、小世帯向きではないので学校などで使って欲しいですね。

これからはハイブリッド自家用車が緊急時における自宅の発電所になる時代が近づいています。太陽光発電だけが全てではありません。 しかしながらバックアップシステムのためには燃料が必要という根本問題があり、その確保をどうするかが国家戦略でしょう。 孤立の道を選び、再生可能エネルギーで歩むというのも選択の一つでありますが、非現実です。

友人らと話す現実論は、CO2削減25%の撤回、京都会議からの離脱、火力発電の強化と石炭からLNG発電へのシフト、工業プラントの廃熱発電、水力発電の再評価などが第一ステップでこのベースのもとに原発で補完していく。

 家庭ゴミ焼却熱は温水利用が主流ですが、発電への利用もあります。効率は低いと思われる直火発電の可能性はないものでしょうか? 或いはスターリングエンジンの応用も。 その過程で重要なことは電力会社がいい顔をしてこなかったスマートグリッド技術の取込もあります。この仕掛けの中で上述の様々な発電システム、太陽光発電、東ガスのプラントやハイブリッド自動車発電所が生きていきます。これにはITC技術が勘所、やっぱり世界で一番でなければいけません。(笑)

そして更にその先が、再生可能エネルギー発電のインフラ化というステップです。確約できないことをぶち上げるのではなくステップを踏んで欲しいと思った朝の夢想論です。

夢ばかりを云われてしまうと眉唾に思うへそ曲がり精神から思いついたことを書き殴ったので矛盾だらけのような気がしますけどご容赦ください。(ペコリ)