スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

戸口の雑感⑥&レントゲン

2020-12-01 18:47:18 | NOAH
 戸口の雑感⑤の最後のところでいったように,戸口は馬場はレスラーとして最高だったと評価しています。これは逆の面からいうと,経営者としての馬場は戸口からみて最高ではなかったということを意味していると思われます。ですがここでは,戸口がどのような観点から馬場を評価しているのかをみることにします。
 戸口の馬場に対する評価は,試合運びの巧みさに起因しています。試合の組み立て方,とくに攻守の切り替えというのが絶妙だったというのが,戸口からみたレスラーとしての馬場でした。プロレスでは休むときは休んで行くときに行くというのが重要だと戸口はみているのですが,そのリズムが馬場は素晴らしかったと評しています。
 戸口はこの観点を,ジャンボ・鶴田との比較で説明しています。そして鶴田はアメリカで試合をしたのだけれど,ヒールをやらなかったので,試合の組み立て方を覚えられなかったのだろうと説明しています。したがって,ヒールの経験の有無というのが,レスラーとしての優秀性に直結するという考えが戸口にはあったのでしょう。馬場は武者修行でアメリカに行っていた時代は,基本的にヒールとして仕事をしていました。戸口もアメリカではヒールとして活躍しましたから,これは戸口らしい観点だといえると思います。そして同時に,ヒールとして仕事をしていた戸口自身の矜持というのも,いくらか含まれているのだろうと推測します。少なくともキム・ドクとして大木金太郎のパートナーとして,馬場や鶴田と戦っていた時代の戸口は,役回りとしていえば明らかにベビーフェイスというよりはヒールだった筈で,その意味では戸口はアメリカだけでなく,日本でもヒールとしての仕事をしたといえるからです。
 戸口は大木に世話にはなったのですが,試合の中からはあまり学べなかったと言っています。それに対してアメリカで長くヒールをやり,間の取り方が巧みだった馬場からは,勉強することが多かったそうです。

 迎えに行くのは午後3時ごろですから,朝の8時に電話を掛けてくる必要はありません。ただ,グループホームというのは,もし利用者が通所施設に通う場合には,日中はだれもいないことになります。つまり,利用者が出掛けてから帰ってくるまでの間は,職員も不在です。なのでグループホームの職員からの電話というのは,基本的に職員がグループホームに滞在している間に掛かってくることになります。このために朝のうちか,夕方から夜にかけての間にかかってくることになるのです。
 この日はグループホームに待機するということでしたので,妹をグループホームに迎えに行きました。何度かいっていますが,グループホームへ迎えに行った際は,利用する路線バスの関係から療育手帳も預かります。この日は翌日の通院のための迎えでしたから,健康保険証も一緒に預かりました。なお,脳神経外科の通院の場合は妹の薬が処方されますから,おくすり手帳も必要になりますが,歯科の場合は薬剤の処方はありませんから,これは不要です。横浜市営バスのダイヤは,この週の月曜,11日から平常ダイヤに戻っていました。なのでこの日からはまた上大岡までバスで行っています。
 5月15日,金曜日。妹の歯科検診でした。
 病院への入り方は,11日の僕の5月の通院のときと同様でした。この日はクリーニングをした後で,処置がありました。妹の右上の奥歯の歯周病は,すぐに治療をしなければならないほどではありませんでしたが,進行しているとのことだったからです。このために,その部位の歯が下の歯に強く当たると,妹は痛みを感じるようでした。なので強く当たらないように矯正するための施術が施されたのです。その後,2階でレントゲンの撮影をするように指示が出されましたので,そのようにしました。撮影は2016年の12月以来のことです。これまでに僕も妹の歯のレントゲン撮影に同行したことはあり,そのときはその後にまた歯科に戻り,医師の診断を受けていたように記憶しているのですが,この日はその必要はなく,撮影してすぐに清算という形になりました。次回の診察のときの参考とするための撮影であったのでしょう。
コメント
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