それにしても遅い。
もしかして、もう行ってしまったのかとも考える。
否、そんなはずは無い。
ここに着いたのは通過予定時刻よりは2~3分早かった筈だ。
幾らなんでも、こんな雨降りに、そんなに早く行く筈は無いだろう。
家に引き返そうか。否もう少し待とうか。
「家に返すなら早いほうが良いぞ。」もう一人の自分が嗾ける。
「否、ここまで待ったンだから・・腹を据えてそのまま待て。」別の自分が諭す。
それでも「遅刻する」との思いがチラつき始める。ああ、どうする、どうする。
決断も出来ないままそうこうしていると、何時もより15分ほど経って、手前のバス停に止まるバスが見えた。
ああ、やっと来た。何とかこれなら間に合いそうだ。ホッと安堵だ。
しかし、そんな安心もつかの間、左の方向指示器を出したまま、バスはバス停から動く気配が全く見えない。
何時もはこんなに長い時間止まることは無いはずなのにどうしたンだろう。
このバス停の前には県立の高校がある。
いつもなら、最寄りのJRの駅から歩く学生が、雨が降るのでバスに移ったか。
よほど大勢乗ったンだろうな。
だとするとバス賃は、現金だから両替にでも手間取っているのであろうか。
バスは動かない。
おいおい、どうなっているのだ。早くしてくれよ。これでは間に合わんぞ。
朝からこれで三度目だ、ああっ、イライラが募りだした。
血圧上がる~。
【写真:酒田るんるんバス(本文とは無関係)】
もしかして、もう行ってしまったのかとも考える。
否、そんなはずは無い。
ここに着いたのは通過予定時刻よりは2~3分早かった筈だ。
幾らなんでも、こんな雨降りに、そんなに早く行く筈は無いだろう。
家に引き返そうか。否もう少し待とうか。
「家に返すなら早いほうが良いぞ。」もう一人の自分が嗾ける。
「否、ここまで待ったンだから・・腹を据えてそのまま待て。」別の自分が諭す。
それでも「遅刻する」との思いがチラつき始める。ああ、どうする、どうする。
決断も出来ないままそうこうしていると、何時もより15分ほど経って、手前のバス停に止まるバスが見えた。
ああ、やっと来た。何とかこれなら間に合いそうだ。ホッと安堵だ。
しかし、そんな安心もつかの間、左の方向指示器を出したまま、バスはバス停から動く気配が全く見えない。
何時もはこんなに長い時間止まることは無いはずなのにどうしたンだろう。
このバス停の前には県立の高校がある。
いつもなら、最寄りのJRの駅から歩く学生が、雨が降るのでバスに移ったか。
よほど大勢乗ったンだろうな。
だとするとバス賃は、現金だから両替にでも手間取っているのであろうか。
バスは動かない。
おいおい、どうなっているのだ。早くしてくれよ。これでは間に合わんぞ。
朝からこれで三度目だ、ああっ、イライラが募りだした。
血圧上がる~。
【写真:酒田るんるんバス(本文とは無関係)】