簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

湯元温泉(JR乗り潰しの旅)

2011-06-20 | Weblog
 湯ノ湖は火山の噴火によってできた堰き止め湖で、周囲が3キロ程の小さな湖である。
魚類が豊富で、太公望の間では、特にマス釣りが人気とか。

 湯ノ湖畔に沿った国道120号は、この先で金精峠を越え、群馬県に向かう。
そんな国道から外れ、遊歩道を20分ほど歩くと湖畔に広がる湯元温泉に到着する。
龍頭の滝からここまでは、3時間半ほどの行程だ。



 湯元温泉は、標高1481メートルの高所にある温泉地。
広々とした道路に沿って、木立の中にゆったりと旅館やホテルが15軒程立っている。
周りに賑々しい店構えのお土産屋さんは少なく、歓楽地と言うよりは、保養所と呼ぶに
ふさわしい、落ち着いた雰囲気を持っている。
 青森県の酸ケ湯温泉、群馬県の四万温泉と共に、昭和29年に国民保養温泉地の第一号に
指定されている事に納得。

 バスターミナルの近くには足湯“あんよのゆ”も有る。
なかなか立派な施設で、この日も大勢の人々が足を湯に浸けていた。



 ホテル山月に併設された日帰り立ち寄り湯に寄ってみる。
900円は少し高いような気もするが、首都圏に近い温泉場ならこんなものかとも思ったり
もする。



 天然硫黄泉で少し濁った湯が特徴だ。
二階にあるので、露天風呂からは緑に包まれた温泉街を眺める事が出来る。
この日はほかに入浴客もいないので、貸し切り状態で湯を楽しむ事が出来た。
お食事処も併設されているので、湯上り後、一杯飲みながらの食事には丁度良い。(続)




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