簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

古い町並みとみたらし  (JR全線乗り潰しの旅)

2013-05-10 | Weblog
 駅前から続く安川通りを暫く歩き、“古い町並み”と書かれた標柱を見て右に折れ
ると、そこら辺りが一之町、二之町、三之町と呼ばれる、三つの町筋からなる古い
町並みが広がる伝統的建造物群保存地区である。



 お土産物屋、食事処、老舗の酒屋、味噌蔵等に混じって考古館、民芸館、記念館
等も有り、出格子の美しい町屋が軒を連ねている。





 古い町並みを抜け、宮川に架かる赤い欄干の中橋を渡ると、右手に高山名物の
“みたらし”を売る屋台が建っている。





 “みたらし”を売る店は、古い町並みの中にもあり、また鍛冶橋のたもとにある屋台は
知る人ぞ知る有名店で、高山では観光客や地元の人々にも愛されている。
 たっぷりと醤油だれを潜らせてじっくり火であぶるので、甘くもなく本当に美味しい。
何よりも醤油の焦げる香ばしい匂いが食欲を誘う庶民的な味は、食べ歩きも楽しく古い
町並みにすっかりと溶け込んでいるようだ。



 幕府直轄となった高山の天領としての政務が行われたのが「高山陣屋」で、ここら
辺りがかつての飛騨地方の中心であったところである。



 陣屋の中には復元された群代の役宅、公式の会議が行われて大広間、事件の
取り調べを行ったお白州等が残されている。
 陣屋門前の広場でも江戸時代から続く朝市が毎日開かれている。







 このほかにも、昭和30年代へのタイムスリップが出来る「高山昭和館」、山下清の
原画を展示する「高山本町美術館」など、市内には見どころも多くどこも大勢の観光
客で賑わっている。(続)



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