目の前にぶら下がった「走井餅」と「ういろう」をたのしみに・・・、京都から
ひたすら鳥羽街道を歩き、宇治川と木津川を渡り、石清水八幡宮の有る八
幡を目指し、ようやく東高野街道に入ってきた。

しかし、「走井餅」は思いが叶ったものの、「ういろう」は売り切れで食べそ
こなってしまった。
何となく満たされず、重い足を引きずりながら、男山山頂にある石清水八幡
宮に向かうのである。
とは言え、さすがにここに来ての山登りは辛く、ここは無難に駅前から出る
ケーブルを利用する。日暮れの近いことを口実にして・・・。

男山ケーブルは、京阪の八幡市駅に隣接した八幡市駅から、山上の男山
山上駅との間、400mを結ぶ短い路線である。
定期便は1時間に二本、それ以外に客がいれば運転する不定期便が二本
有るので、15分ごとの運行と言うことに成る。

駅を出るとすぐ眼下に視界が広がるが、アッと思う間にその先でカーブし
ながら切り通しを進みトンネルに入る。
そこで上り下りの行き違いが行われ、抜けると再び視界が開け、長い橋梁
が待っている。

ここからは木津川や宇治川、そこに架る京阪の赤いトラスト橋、京滋バイ
パスの高架橋などが一望・・・と思っていると、正面の山に口を開けたトンネ
ルに入ると、そこが終点の山上駅である。

乗車時間は僅か3分ほどであっという間に山上駅に着いてしまうが、途中
中々に見所の多いケーブルである。
京阪カラーの車両の内部は、階段上の座席が下向きに設けられている。
トンネル状の山上駅を出るとすぐに橋梁で、視界が開けるので、これは下り
での視界を愉しむ方がよさそうだ。(続)


にほんブログ村
ひたすら鳥羽街道を歩き、宇治川と木津川を渡り、石清水八幡宮の有る八
幡を目指し、ようやく東高野街道に入ってきた。

しかし、「走井餅」は思いが叶ったものの、「ういろう」は売り切れで食べそ
こなってしまった。
何となく満たされず、重い足を引きずりながら、男山山頂にある石清水八幡
宮に向かうのである。
とは言え、さすがにここに来ての山登りは辛く、ここは無難に駅前から出る
ケーブルを利用する。日暮れの近いことを口実にして・・・。

男山ケーブルは、京阪の八幡市駅に隣接した八幡市駅から、山上の男山
山上駅との間、400mを結ぶ短い路線である。
定期便は1時間に二本、それ以外に客がいれば運転する不定期便が二本
有るので、15分ごとの運行と言うことに成る。

駅を出るとすぐ眼下に視界が広がるが、アッと思う間にその先でカーブし
ながら切り通しを進みトンネルに入る。
そこで上り下りの行き違いが行われ、抜けると再び視界が開け、長い橋梁
が待っている。

ここからは木津川や宇治川、そこに架る京阪の赤いトラスト橋、京滋バイ
パスの高架橋などが一望・・・と思っていると、正面の山に口を開けたトンネ
ルに入ると、そこが終点の山上駅である。

乗車時間は僅か3分ほどであっという間に山上駅に着いてしまうが、途中
中々に見所の多いケーブルである。
京阪カラーの車両の内部は、階段上の座席が下向きに設けられている。
トンネル状の山上駅を出るとすぐに橋梁で、視界が開けるので、これは下り
での視界を愉しむ方がよさそうだ。(続)


