簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

日本秘湯を守る会

2019-03-15 | Weblog



 誘導されるまま大駐車場に車を止めると、「タクシーで行かれませんか?
その方が便利ですよ」と誘いが入る。停めた車の10メートルほど先にはタク
シーが数車停留していて、なるほど便利そうだ。
元々大正池で降りて河童橋までは歩いてみようと考えていたので、4人なら割
安になるタクシーの利用に迷いはない。(ただし、4人で沢渡と上高地間の往
復なら団体往復割引が適用されるのでバスの方が安くなる)





 上高地は全員が初めてと言うと、それではと言ってドライバーが親切に沿線
の説明をしてくれる。それによると上高地は、元々神が降臨した「神降地」で、
その神が祭られたところを意味する「神垣内」でもあり、明神地区は最後まで
こう呼ばれていたそうだ。
穂高岳も元々は立て穂の山と呼ばれる等、上高地は神聖な場所であったそうだ。





 沢渡の標高は丁度1000メートル、そこからは更に橋梁を渡り、トンネルを
抜けるなどしながら高度を稼ぎ、途中霞沢発電所や、〇〇の滝(名前を聞いた
が忘れてしまった)の名所を重ね国道158号は上高地に向かうが、説明を聞い
ている内に通り過ぎてしまうので、車窓から写真を撮ることが出来ない。



 清水トンネルを抜けると左手に一軒宿の「坂巻温泉旅館」が建っていた。
「日本秘湯を守る会 会員旅館」で、子宝の湯と言われる硫黄泉は立ち寄り
入浴も可能と言う。更にその先の岐阜県に抜ける安房峠下付近には、同会員
の「中の湯温泉旅館」の外湯、「卜伝の湯」も有る。
ここも立ち寄りが可能らしく、温泉好きにはたまらないがタクシーではまま
ならないのが残念だ。(写真 肘折・泥湯・湯峰の会員旅館など)(続)

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