簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

倉敷みらい公園(水島臨海鉄道に乗る)

2022-08-01 | Weblog
 都市型テーマパーク「倉敷チボリ公園」は僅か11年の短命で閉園した。
開園直後には東京ディズニーランドに次ぐ入園者数を誇り、輝かしい時
期もあったが、年々に来場者は減退し、終には開園当初の半分にも満た
ない状況になった。



 立て直し策も検討されたが、肝心なデンマークのチボリ社と運営会社
の間で、運営契約が更新できず「チボリ」の名称使用が出来なくなった
ことが致命的となった。
様々な対案が飛び交ったと記憶しているが、どれも具体化出来ないまま
撤退が決まった。



 多くの遊具などは解体され、現在その跡地は平成23(2011)年11月、
「倉敷みらい公園」として再開発されオープンした。
JR倉敷駅からは、北口のペデストリアンデッキと直結している。
倉敷用水の流れに沿って、幅22m往復約600mの緑道が整備され、加えて
広々とした芝生広場から成る、広さ2.1㏊の公園である。



 芝生広場は体力増進遊具、水遊びの出来る流れ、ツリーハウスなど、
「未来の子供達への贈り物」が配置されている。
又災害時の一時避難場所として使用する為、トイレになるマンホールや
かまどとして使えるベンチ、LEDソーラー照明など様々な災害対策機能
も施されている。



 園の緑地帯は、かつて公園内にあった「アンデルセン広場」の名残で、
空中木デッキやベンチを配した水と緑の癒やしの空間となっている。



 公園に隣接して、複合商業施設の「アリオ倉敷」や、アウトレット店
「三井アウトレットパーク倉敷」などが立地した。
駐車場も再整備され、一帯はこれまでとは異なった賑わいを見せている。(続)





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