■ ホテルがない ■
アジャンターでは、遺跡の入り口にある政府系のロッジに宿泊する予定でいた。
チェックインして、ゆっくりと遺跡を堪能する計画だった。
しかしなんと! そのロッジは改装中で営業していなかった。
これには困った。その他の宿泊施設を知らなかったのだ。
するとバス停に座っていた、おっちゃん連中が声をかけてきた。
おっちゃん:「いいホテルを知っているから、連れて行ってやる。」
私たち :「ホテルあるの?」
おっちゃん:「カナイヤ・クンジだ。」
私たち :「金井くんち?(金井くんって誰だ?) どこにあるの?」
おっちゃん:「ファルダプルだ。」
私たち :「それってどこ??」
おっちゃん:「一緒に行ってやるよ。」
このあたりの人はいい人だと思っていたので、連れて行ってもらうことにした。
バス停から乗り合いジープが出ていた。アジャンターからファルダプルまで5ルピーだ。
この値段は破格だ。おそらく現地の人の価格だろう。
田舎の人はスレてないので、最初は「10ルピー。」(それでも、たった10ルピー)と
倍額でふっかけてくるが、「5ルピーでしょ。」と言えば「5ルピー。」になった。
このおっちゃんも、ホテルまで案内してくれたが、お金をくれとは言わなかった。
やはり北インドとは、別のインドのようだった・・・。
ホテルは「金井くんち」ではなく(当たり前)、「KANHIYA KUNJ」だった。
(写真は、ホテルの看板と前の道路。)
H子さんとオーランガバードのユースホステルで同宿だった、日本人と韓国人の男子四人組も、
今日は同じくアジャンターへ行ったようだ。アジャンターに泊まれるホテルが無いのだから、
おそらくこのファルダプルまで戻ってくるに違いない。
もしかすると同宿になるかもね、と私たちは話していた。
ホテルはエアコンも無く、水シャワーしか出なかったが、牧場の中のロッジのような感じだった。
1泊150ルピー。ベジタブル・レストラン完備でチャパティが美味しかった。
ランチを食べてから、アジャンターへ乗り合いジープで向かった。
観光をしてホテルに戻ったのが17時頃だった。予想どおり、男子チームも同宿になっていた。
おかしい事に、バス停にいた親切なおっちゃん連中に案内されて来たそうだ。
今思うと、あのおっちゃん達は、客引きだったのかもしれない。
その夜は、にぎやかな夕食になり、夕食後は体調が悪い二人は先に休み、
残った四人で深夜まで、ペプシやミネラルウォーターを飲みながら話し合った。
つかの間の楽しい宴だった。
明日は皆、違うルートへ出発するのだった。
私はムンバイへ向かうために、ブサヴァルと言う町へバスで行く。
H子さんは、バス停まで一緒だが、別の町へ行く。
男子チームは、再びアジャンターへ向かうのだった。
Have a nice trip!
アジャンターでは、遺跡の入り口にある政府系のロッジに宿泊する予定でいた。
チェックインして、ゆっくりと遺跡を堪能する計画だった。
しかしなんと! そのロッジは改装中で営業していなかった。
これには困った。その他の宿泊施設を知らなかったのだ。
するとバス停に座っていた、おっちゃん連中が声をかけてきた。
おっちゃん:「いいホテルを知っているから、連れて行ってやる。」
私たち :「ホテルあるの?」
おっちゃん:「カナイヤ・クンジだ。」
私たち :「金井くんち?(金井くんって誰だ?) どこにあるの?」
おっちゃん:「ファルダプルだ。」
私たち :「それってどこ??」
おっちゃん:「一緒に行ってやるよ。」
このあたりの人はいい人だと思っていたので、連れて行ってもらうことにした。
バス停から乗り合いジープが出ていた。アジャンターからファルダプルまで5ルピーだ。
この値段は破格だ。おそらく現地の人の価格だろう。
田舎の人はスレてないので、最初は「10ルピー。」(それでも、たった10ルピー)と
倍額でふっかけてくるが、「5ルピーでしょ。」と言えば「5ルピー。」になった。
このおっちゃんも、ホテルまで案内してくれたが、お金をくれとは言わなかった。
やはり北インドとは、別のインドのようだった・・・。
ホテルは「金井くんち」ではなく(当たり前)、「KANHIYA KUNJ」だった。
(写真は、ホテルの看板と前の道路。)
H子さんとオーランガバードのユースホステルで同宿だった、日本人と韓国人の男子四人組も、
今日は同じくアジャンターへ行ったようだ。アジャンターに泊まれるホテルが無いのだから、
おそらくこのファルダプルまで戻ってくるに違いない。
もしかすると同宿になるかもね、と私たちは話していた。
ホテルはエアコンも無く、水シャワーしか出なかったが、牧場の中のロッジのような感じだった。
1泊150ルピー。ベジタブル・レストラン完備でチャパティが美味しかった。
ランチを食べてから、アジャンターへ乗り合いジープで向かった。
観光をしてホテルに戻ったのが17時頃だった。予想どおり、男子チームも同宿になっていた。
おかしい事に、バス停にいた親切なおっちゃん連中に案内されて来たそうだ。
今思うと、あのおっちゃん達は、客引きだったのかもしれない。
その夜は、にぎやかな夕食になり、夕食後は体調が悪い二人は先に休み、
残った四人で深夜まで、ペプシやミネラルウォーターを飲みながら話し合った。
つかの間の楽しい宴だった。
明日は皆、違うルートへ出発するのだった。
私はムンバイへ向かうために、ブサヴァルと言う町へバスで行く。
H子さんは、バス停まで一緒だが、別の町へ行く。
男子チームは、再びアジャンターへ向かうのだった。
Have a nice trip!