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カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【初・インドの道】 ~日本帰国後~

2005年02月09日 22時18分00秒 | インド / INDIA
日本に帰ってきて、しばらくは興奮が覚めず、気分がハイになっていた。
が、やらなければならない事があった。
それは、旅行会社に行って、インドで支払った車代とホテル代を返してもらう事だった。
日本で手配してもらった内容とインドでの内容が違っていたからだ。

 ①カジュラホー~サトナーまでの車代・・・1800ルピー
                (1/22のカジュラホーの日記を読んでね。)
 ②バラナシのホテル代・・・1200ルピー
                (1/24のバラナシ①の日記を読んでね。)

インド人の社長は私の話を聞くと、快く返金を承諾してくれた。
まだインドの旅行会社に支払いをしていないので、そこから引いておくという事だった。
しかしこの社長、クセ者だったのだ。

お金を取りにいくと、食事の後で渡すと言う。
つまり、一緒に食事をしてくれれば、返してやると言うのだった。
おいおい・・・。なんてヤツだ。
・・・・・まぁいい、食事くらいは付き合ってやろう・・。

一緒に麹町のアジャンターに行った。 インド料理をフルコース食べた。
もちろん支払いは社長がした。 (なんで私が払う必要があるの?)
ここでも・・・・・まだお金を返してくれなかった。もう一杯付き合ってくれと言うのだ。

しかたない。1万円返してもらうためだ。
・・・・・・・・・一杯くらいは付き合ってやろう・・・。
池袋のバーに行った。  しこたま飲んでやった。
もちろん支払いは社長がした。
そして、諦めたのか1万円もちゃんと返してくれた。

最初からすんなり返してくれれば、1万円ですんだのに・・・。
食事代とお酒代で3万円以上、払っていた。かえって高くついたようだ。
   (日本人がなめられないように、しただけなんだけど。)

  こうして、私の初インドの旅は終わった。
      このブログのシリーズを書きながら、再認識したのは、
      この旅は私の人生の上で、大きな修行だったと言う事だった。
        (今でもインドへ行くときは、里帰りと言う気持ちと共に
         修行しに行く気持ちがある。)
   
       山田和氏は著書「インド大修行時代」に書いている。
       「インドの悠久は、不条理に耐える事だった。」と。

      インド情報は、また次のシリーズへ。
      まだまだ続きます。お楽しみに。
      これからも「カレーなる日々」をよろしくお願いします。

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