カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの客引き】~ホテルの場合~

2005年04月05日 21時42分59秒 | インド / INDIA
まず客引きに出会うのは空港だけど、デリーなんかは危険で有名なので、
私は必ず、空港から宿までの車を頼んでいる。
これは、私の周りのインドへ何度も行っている人に聞いてもそうである。

デリー以外の国際空港はと言うと、チェンナイとトリバンドラムでは、
空港の外まで歩いて行ってから、普通のリクシャーに乗ったが問題はなかった。
夜だったけれど、特に危険は感じなかった。(運がいいだけ?)

空港(国際線・国内線)、駅、バスターミナルを出ると、必ず客引きがいる。
大きな荷物を持っていれば、その街に着いたばかりだと一目でわかる。

声をかけてくるのは、タクシーやリクシャーの運転手、
またはホテルから派遣されてる(?)人である。
前もってホテルを予約していれば、その名前を告げて連れて行ってもらうのだが、
有名なホテルでなければ、知らない場合が多いので、
住所や通りの名前や近くにある建物を言うといい。

運転手は、たとえ行き先の場所がわからなくても、とりあえず走り出し、
通りすがりの人に聞きながら連れてってくれる。

よくガイドブックには、ホテルの名前を告げると「○○ホテルは、つぶれた。」と言って、
他のホテルに連れて行かれると書いてあるが、私は言われた事がない。
(これも・・・運がいいだけ?)

もしホテルが決まってなければ、連れて行ってもらうのも手である。
私は何度か利用した事がある。ただしこれは、下記の街以外である事が前提である。
危ないのは、デリー、アグラー、バラナシ。
他にもあると思うが、私の経験ではこの3つの街は要注意。

            

私が客引きについて行ったのは、アジャンター(ファルダプル)と
オーランガーバードとコヴァーラム・ビーチとマハーバリプラムだった。
だいたどの街でも、前もってホテルは決めているのだが、
上記のアジャンターでは改装中だったり、オーランガーバードでは満室だったりした。
他の街では特に理由もなく、なんとなくついて行ってみたのだが、
声をかけてきた男の人相や雰囲気で、ヤバイと思ったら行かない事が大切。

  男:「ホテルは、決まってるか?」
  私:「○○ホテルに行くよ。」
  男:「○○ホテルは、高いぞ。△△△Rsくらいする。」
  私:「知ってるよ。でも、いいんだよ。」
  男:「ビーチに近いホテルがある。だいたい同じくらいの値段だ。」
  私:「どの辺だい?」

まぁだいたい、こんな感じの会話になるだろう。
この場合は、あくまでも私が言ったホテルが基準になるわけだ。
実際に連れて行ってもらって、部屋を見せてもらい、良ければ泊まればいいし、
気に入らなければ、次のホテルを紹介してもらう事も可能。
何軒見ても気に入らなければ、予定通りのホテルに行けばいいのだ。

タクシーやリクシャーの運転手に連れて行かれたホテルに決めた場合でも、
運賃だけ支払えばいい。彼らはホテルからマージンをもらっているのだから、
それ以上は支払う必要はない。
結果的に自分で決めていたホテルに行った場合でも、運賃だけ支払えばいい。

せっかく連れて行ってもらったのに、断れないと思ってはいけない。
私も「ノー」と言えない日本人の一人だが、インドでは「ノー」と言っている。
インド人は断られてもめげない。ダメでもともと、と思っているから遠慮は要らない。
「ノー」と言おう。

to be continue.
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする