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カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

日本スーパーフライ級タイトルマッチ

2007年02月12日 23時18分59秒 | スポーツ / SPORTS
日本スーパーフライ級チャンピオン
WBCスーパーフライ級3位
WBAスーパーフライ級6位  菊井 徹平(花形)
                    21勝(4KO)4敗
                
WBCスーパーフライ級31位
WBAスーパーフライ級5位  河野 公平(ワタナベ)
                    17勝(7KO)3敗  

チャンピオン菊井選手の2回目の防衛戦は、
またもや世界ランカーの河野選手。
昨年はプロスパー松浦選手をTKOで下している。
 両者は過去2回対戦して1勝1敗。
今夜が3度目の対決となる。
世界ランカー同士、どちらも負けられない試合だ。

写真:右側赤いトランクスの菊井選手のボディアッパーが決まる。
写真左側グレーのトランクスが河野選手。

             

1ラウンド:予想通りゴングと共に河野選手が飛び出した。
菊井選手がかわせるか?と思ったのだが、
風車の様な高速回転の河野選手の連打が炸裂。
右フックで菊井選手がダウン。
立ち上がった所にたたみかける河野選手。

防戦一方の中で菊井選手のパンチが当たり、
今度は河野選手がダウンと思ったらこれはスリップ。

河野選手のラッシュは凄まじく、菊井選手はフラフラに・・。
河野選手がバッティングで左目をカット。
  (菊井選手:8-10:河野選手)

2ラウンド:菊井選手はいつものアウトボクシングではない。
河野選手の出鼻に合わせるかのように右アッパー、
しかし河野選手の左ジャブからワンツー・スリー・フォー・ファイブ・・
連打は止まらない。河野選手が左まぶたをカット。
これは菊井選手のヒッティングによるもの。
  (菊井選手:9-10:河野選手)

3ラウンド:距離は完全に河野選手が支配。
菊井選手は突進と連打にガードを固める。
河野選手がバッティングで左目をカット。
  (菊井選手:9-10:河野選手)

4ラウンド:菊井選手は接近戦で右アッパーで、
ボディ、あごを狙う。しかし手数と有効打で河野選手が圧倒。
  (菊井選手:9-10:河野選手)

5ラウンド:菊井選手の左ジャブが出ない。
河野選手が入ってくる所に右アッパーが良く当たる。
しかし、河野選手の手は止まらない。
終了間際、菊井選手の右ストレートがヒット。
  (菊井選手:10-9:河野選手)

6ラウンド:連打、連打、連打で完全に河野選手のペース、
菊井選手は左ジャブから自分の距離をとり活路を見出したいが、
今日はジャブが出ない。
  (菊井選手:9-10:河野選手)

7ラウンド:いつもの菊井選手ならば、
左ジャブからワンツーを綺麗に放つのだが、
今日は河野選手の距離で戦っているために、良さが出せない。
河野選手の連打のスピードは衰えない。
  (菊井選手:9-10:河野選手)

8ラウンド:もはやKOしかない菊井選手は、
ゴングと共に飛び出し、アッパーからフックを放つ。
河野選手も引かずに打ち合う。やや菊井選手が押し勝った。
  (菊井選手:10-9:河野選手)

9ラウンド:両者、頭をつけて打ち合う。
河野選手のパワーと正確さが勝る。
  (菊井選手:9-10:河野選手)

10ラウンド:チャンピオンの意地を見せて菊井選手が、
最後の力を振り絞って連打で前進する。
河野選手も一歩も引かない構えだが、菊井選手の気迫にポイント。
  (菊井選手:10-9:河野選手)

私の採点では、97-92で河野選手の勝利。
公式採点は、ジャッジ山田97-94、吉田98-93、
福地97-93の3-0の判定で河野選手が新チャンピオンとなった。

 ≪ 関連記事 ≫ 

日本スーパーフライ級王座決定戦 相澤戦
日本スーパーフライ級タイトルマッチ 有永戦

過去2回の対戦で、お互いにの手の内を、
知り尽くしていると思ったのだが、
河野選手に対する菊井選手の作戦は、
打ち合うことだったのだろうか?

1ラウンドのダウンで自分を見失ってしまったのか
ペースを取り戻すことが出来なかった・・・。
残念ながら今夜の菊井選手は、
相澤戦と有永戦とは全く別な選手のようだった。
コメント (7)
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