カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの城】 ~ ゴールコンダ・フォート ~(ハイデラバード)

2007年08月08日 22時38分59秒 | 南インド / SOUTH INDIA
高さ122mの孤立した花崗岩の上に立つ城は、
周囲11Kmにわたって菱形状に設計された城壁が、
はりめぐらされている。さらに周囲には深い堀があり、
高さが15~18mの半円形稜堡(ブルジ)、
8つの巨大な門を有する。

前王朝のカーカティヤ朝時代(1143年)に建てられた砦は、
クトゥブ・シャーヒー王国をうちたてた
イブラーヒーム・クリー・クトゥブ・シャーの時代に
強固な石のゴールコンダ要塞都市として再建された。

そしてその息子ムハンマド・クリー・クトゥブ・シャーの時代に
数多くの増築がなされ、強固な要塞へ造り変えられた。

          

入り口付近でたてた音が、はるか遠くの内部に響いたり、
部屋の片隅での話声が、別の部屋でも聞こえたり、
城内の音響効果には驚くばかりだ。

陶器の水道管も張り巡らされており、
居住に関しては快適であったらしい。

        

 入場料100Rs(2US$)、
公認ガイドは、最初350Rsと言ってきたが、
渋っていたらガイド料金を書いたカードを出してきた。
 (このカードが本物かどうかは微妙だが・・・)
それによると250Rsだった。

このおっちゃんガイドに案内してもらいながら
ありったけのヒンディー語で対抗したところ、
  「ヒンディー語の10%位はできてるネェ。」
とお世辞を言ってくれた。

奥ゆかしい大和撫子の私は、
  「とんでもない!1%くらいだよ。」
と謙遜してみた。

南インドはヒンディー語が通じないと、
ガイドブックには書いてあったので、
いままで南インドではヒンディー語を使わなかった。

しかし今回、積極的に使用してみたところ、
アーンドラ・プラデッシュ州とカルナータカ州では、
けっこう通じたので嬉しかった。

           

 チャール・ミナール・バススタンドから、
60G番のバスで行こうと思っていたのだが、
なかなかバスが来なかったので、
仕方なくオート・リクシャーで行った。

 観光スポット周辺から観光スポットへ行く場合、
なかなかメーターでは行ってくれないことが多い。
この日もそうだった。何台ものリクシャーを当たって、
やっとメーターで行ってくれるリクシャーを見つけた。
岩山を登って行くこと約1時間、96Rsだった。

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