カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

WBC女子世界ライト級王座決定戦

2008年08月11日 22時53分59秒 | スポーツ / SPORTS
WBA女子世界ライト級1位
WBC女子世界ライト級2位   WBC女子世界ライト級3位
風神 ライカ(山木)      アン・マリー・サクラート(アメリカ)
 18勝(6KO)3敗1分         13勝(6KO)3敗2分

                 

日本で初開催の女子ボクシングのダブルタイトルマッチ。

写真右側:白色のトランクスがライカ選手の左がヒット。
写真左側:黒色のトランクスがサクラート選手。

昨年11月にはライカ選手が2-0の判定で勝っている。

 女子ボクシングは数試合観た事があるが、
いずれも日本人選手の相手はタイ人で、
どうも・・・・と言う試合ばかりだった。

しかし今夜は世界タイトルマッチである。
それなりの・・・と言うか、世界レベルの技術、
精神力を観たいものだ。

 私の席の後が通路だったのだが、
そこに試合前のサクラート選手が、音楽を聴きながら立っていた。

その時の印象・・・顔ちっちゃっ! カッコイイ。

          

1ラウンド:ライカ選手が左右のフックを振るって前進。
サクラート選手は時折スイッチしながら左右のストレートをヒットさせる。
両者早くも鼻から出血。激しい試合の予感。
  (ライカ選手:9-10:サクラート選手)

2ラウンド:ライカ選手の前進をサクラート選手は
良く見てかわしながらもワンツーを上手く当てる。
  (ライカ選手:9-10:サクラート選手)

3ラウンド:ライカ選手が入る所へサクラート選手は
いきなりの右ストレート、スイッチしながらヒットを重ねる。
  (ライカ選手:9-10:サクラート選手)

4ラウンド:ライカ選手は左右のフックで突進するも、
サクラート選手は足を使いながら良く見てパンチを当ててはかわす。
ライカ選手の左右フックも当たるが連打できず。
  (ライカ選手:9-10:サクラート選手)

ここで、オープン・スコアリング・システムを採用しているので、
ジャッジの採点が公開された。38-38が一人、
二人が40-36でサクラート選手を支持。
私は40-36でサクラート選手。

5ラウンド:ライカ選手が前進して左右フックを放つが、
サクラート選手が左で距離をコントロール。
左ボディブローからスピードのある連打を上に返す。
  (ライカ選手:9-10:サクラート選手)

6ラウンド:ライカ選手が左のロングフックを強烈に当てる。
サクラート選手はバッティングで左目の上をカット。
WBCルールで、切れていないライカ選手から減点1。
  (ライカ選手:9-9:サクラート選手)

7ラウンド:ライカ選手は大振りのフック。
サクラート選手はライカ選手が入る所をワンツー、
当ててはサイドにかわし左で距離を支配。
  (ライカ選手:9-10:サクラート選手)

8ラウンド:ライカ選手の前進は止まらないが、
サクラート選手が上手く当ててはバックステップ、
サイドステップで闘牛士のようにあしらう。
  (ライカ選手:9-10:サクラート選手)

ここまでのジャッジの採点は、78-74が一人、
二人が79-72でサクラート選手を支持。
私は79-72でサクラート選手。

9ラウンド:KOしかなくなったライカ選手は前進し右ストレート、
さらに左右のフック。疲れが見えてきたサクラート選手は、
軽くジェブを当てながら左右にかわす。
  (ライカ選手:10-9:サクラート選手)

10ラウンド:ライカ選手が追うも、つめきれず。
サクラート選手の足が止まらず逃げ切る。
  (ライカ選手:10-9:サクラート選手)

私の採点では、97-92でサクラート選手の勝利。
公式採点は、97-93、97-92、
98-92、3-0の判定でサクラート選手が勝った。

  試合後のサクラート選手。凄い身体。

 サクラート選手・・・私が今まで観た女子選手の中で、
最もテクニックがあり、議論の余地なく最強の選手だ。

こんな強い選手に、
1回勝っているライカ選手も凄いな・・・と思った。

   
コメント
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