
携帯電話はあっという間に普及した。
今やインド中どこでも所有率は高い。
基本料金もなく、受信だけなら通話料はタダである。

これはインド(インド人?)の場合、
料金後払だと回収できるかどうか信用できないからだろう。
残高が少なくなったら街角にある電話屋に持って行き、
料金を追加してもらう。

購入した州内であれば、1分1Rs(約2円)程度であるが、
異なる州に行った場合は受信(通話)した場合も料金がかかる。
州によってSIMカードが異なるので、
挿し変えて使用している人もいる。(番号は変わる。)
別の州でうっかり受信してしまった場合、
相手が一方的にかかって来る売り込みの電話だったりすると、
無性に腹が立つ。しかもそれが、オペレータ通話でなく、
録音されたテープが再生される物だったりすると益々腹が立つので、
私は州外に出た場合、着信番号が知らない番号の場合は、
受信しない事にしている。





さて、インドで売られている携帯電話だが、
通信手段は、電話とショート・メッセージのみで、
その他の機能としてカレンダー、タイマー、電卓、ゲーム、
くらいしか出来ないシンプルな物から、
カメラ、Eメール、インターネットなどまで出来る最新機種まである。
電話機自体は、ノキア(フィンランド)、サムソン(韓国)が主流だが、
ソニー・エリクソン(スエーデンと日本の合弁)や
ブラックベリーを扱っているリサーチ・イン・モーション(カナダ)もある。
通信会社は、エアテル、タータ・インディコム、ヴォーダフォン、
エアセルなどがある。
ちなみに私はノキア製の最も安い機種を買って、
エアテルを利用していた。
2年前に購入したが、本体価格は1270Rs(約2500円)、
平均の月間使用料金は70Rs(約140円)くらい。
ちなみに日本へ国際電話をかけた場合の料金は、
1分20Rs(約40円)ほどである。(使わないけど。)
この最も安い機種の優れている所は・・・・
ライトが点く事である。インドでは停電が多い、
それから遺跡や寺院の中など、暗い場所で使用できる。
