スクープ！Ｆ１インドグランプリ。その①。

　チケットはＧＥＴしたものの、心配だったので、
サーキットを見に行って来た。

場所はＵＰ州のグレーター・ノイダと言って、
デリーから行くとノイダの先である。

ノイダはヤムナー河の川縁で対岸はデリーである。
工業団地やら学校やらいろんなビルが建設されている。

初めて行ったが、我が家からの所要時間は車で約１時間。
おそらくＦ１グランプリでもなければ行かないだろうが、
実はサーキットを建設している、
ジャイピーと言う会社のゴルフ場が近くにあるのだった。。

そう・・・　ゴルフのついでに行ってもらったのだった。
そうでもなきゃわざわざ行かんでしょう。
・・・決して近くないのだから。


　　　　　　　　　　　　
ノイダからサーキットのあるグレーター・ノイダまでは、
工場や住居を建設している地帯を越えて、
水田を過ぎたら・・・こんな荒野が続く。
もちろんインド名物の牛もたくさんいる。
地平線が霞んで見える。

　『おおっ～！　あった～！！』
　　
砂埃の向こうにサーキットが霞んで現れた瞬間の第一声である。
　　　　　　　　　　　　


　まずは存在していた事を素直に喜んだ。　

いくら私でも工事中のサーキットの中に入れるとは思っていなかったが、
遮断機の下りている一番ノイダ寄りのゲートから進入を試みた。（無謀）

すると警備員が出てきてこう言った。

　「何処へ行く！　何処から来た？　何しに来た？」

矢継ぎ早に質問が飛ぶ。

　「ダメ、入っちゃダメだ。　帰った、帰った！！」

当たり前だが、門前払いであった。

それではせめて写真だけでも撮影しようと、
Ｕターンして車を止めて降りようとした。
すると警備員は笛を吹いて早く立ち去れとの命令。

　はい、はい。解かったよ、もう帰るから。
とは言ったものの・・・このまま引き下がったのでは、
カミカゼ日本の名がすたる。中の写真は撮れなくても、
もう少し先に進んで、全景を撮影したいと思った。
外観なら問題なかろう。

　　（写真は全て２０１１年１０月１６日に、
　　　　　　私が現地で撮影してきた物です。）

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