ダライ・ラマ自伝 (文春文庫) | |
ダライラマ | |
文藝春秋 |
世界で影響力のある人物の第一位に選ばれた事のある人物。
本名テンジン・ギャツォ、1935年生まれ、
4歳の時にダライ・ラマ14世に認定された。
1959年、中国によりチベットを追われインドへ亡命。
インドの北部ヒマーチャル・プラデシュ州のダラムサラに置かれた、
亡命政府に在住している。1989年ノーベル平和賞を受賞。
この映画は日本人の薄井大還が、
チベット亡命政府から許可を得て製作したドキュメンタリー映画。
6年の歳月をかけてチベット仏教の教えとダライ・ラマの存在、
亡命後にダライ・ラマ法王14世が人々と作り上げてきたものを描いた作品である。
私は2005年に猊下が来日された際の講演を聞き、
その前からチベットに対して関心を持っていた事もあり、
2006年にダラム・サラを訪れている。
この映画では猊下に密着した映像もあるが、
チベットが置かれた情勢が良く解る場面も多かった。
ダラムサラのチベット人学校で夢を語る少年少女。
猊下から声をかけられ感激するチベット人たち。
五体投地で巡礼するチベット仏教徒達。
地球上には自分の国を追われ迫害されている人々も少なからずいる。
自分にできる事があるかどうかは解らないが、
その事を心に留めておきたい。
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