キングラム、昨日の続きである。
思うにバーボンでも何でもそうだけど、
良いお酒は割ったり混ぜたりしちゃいかんのよ。
ストレートで飲まないと失礼なのよ。
住 所:東京都豊島区池袋2-9-1 太田屋ビル1F
電 話:03-3980-2903
最寄駅:JR山手線等 池袋駅
<食したメニュー>
ラム酒だけでも400種類はあるらしい。
メニューにも地域別、国別にものすごい数が・・・。
基本的にショットのラム酒とラムベースのカクテル。
おつまみも少しあるにはあるけど、手が回らなそう。
キングラム・スタイルのモヒート 1650円
あと、半額をいいことに高いラムばかり4杯のんだ。
チャージ 500円 でチョコレート4枚。
合計 10,160円 安いのか?
まぁ高いラム酒だけ4杯飲んだから安かったのだろう。
<店内の雰囲気>
カウンターの後ろには左端に地球儀のライトがある。
右手には大きなモニターでジャマイカの映像が映し出されていた。
カウンターの中ではマスターが1人で対応している。
平日はバイトの女性がやっているそうで、
マスターは週末のみらしい。
カウンター6席。テーブル席は6名ほど。
<感想と評価>
さて、1杯1650円以上のラム酒が半額との事で、
ラム酒は詳しくないし、どうしたのもかとメニューを見て、
まずはジャマイカのラムを注文した。
でもマイヤーズしか知らないし(笑)。
仕方がないのでメニューの中で一番下にあった、
一番高いラムを注文した。
サマローリの1982年。アルコール度数45%。
イタリアのボトラーらしい。通常価格3300円。
真ん中の棚の一番左側にあったボトル。
安いインドラムは甘口でまったりとしているのだが、
この高いジャマイカラムはあっさりしていた。
口に含むと吸う息よりも吐く息の時に何とも言えない香りが。
続きましてはキューバのハバナクラブ。
まぁ名前だけは知ってた(笑)これもメニューの中で最も高い、
通常価格4400円の終売品を選んだ。(ヤな客オーラ全開!)
マスターが一番上の棚からボトルを取り出したが量が足らなかったか、
在庫の箱から新しいボトルを出してくれた。
キューバの首都ハバナの原点となった街サンクリストバル・
デ・ラ・ハバナの誕生480周年を祝う記念のボトル。
街の設立は1519年でラム酒は1999年に販売が開始され、
当時はキューバのハバナクラブ博物館でしか買えなかったと言う。
通常のハバナクラブとは異なるソレラシステムで12~15年以上、
熟成され今でも入手が困難らしい。
こっちは吸う息の時に香りが強く感じられた。
やっぱり安いラムと違ってあったりしている。
ストレートで飲むためかなぁ。
自分の適量を知っている私はあと1杯かなぁと思い、
マスターに「ここで飲んでおかないと後悔するのは?」
と尋ねたら・・・「いっぱいありますよ。」と(笑)。
甘口をとお願いしたら、マスターお勧めのがこちら。
海抜2300m、天国に一番近いグアテマラの醸造所
ロン・サカパのXO、アルコール度数46%。
XO・・・エクストラ・オールドである。
甘さとスパイシーさとフルーティさが完璧に調和している。
後で調べたらね(笑)凄いよ・・・
熟成したトースト・オーク、焦がしたキャラメル、ドライナッツ、
マジパンとオレンジピールの見事なバランス。ダークチェリー、
チョコレートオークのスパイス、ドライフルーツが織り成す
ユニークな香味・・・。らしいが、もう酔ってたので(爆)。
せっかくなのでもう1杯。パナマの高級ブランド(知らんけど)
ロン・アブエロ・センチュリア。アルコール度数40%。
センチュリアって事は100年か? 創立100周年記念らしい。
あ・・・酔ってたんだけど。わかったのは、
これね化学臭がするの。これが〆の1杯になった。
3300円、4400円、後はお勧めだからいくらか判らない。
10,160円のうち、席料500円、モヒート1650円。
あとの2杯で4000円くらいか。
まぁ安かったって事か。
手前の4本はこの日、
私が飲んだ4杯のラムのボトルである。左から順に。
これだけは言えるのだが、ラム初心者で価値のわからない私が、
飲んでよかったのかどうかわからないほどの希少価値の4本だった事は
疑う余地がなかったのだった。失礼しました。
ここまでの評価は◎(ショットで飲む店。)
(3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)
■お断り■
味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
同意見・反対意見など、あると思いますが、
あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
気にしないでください。あしからず。