雀の手箱

折々の記録と墨彩画

朝の散歩

2009年07月03日 | 雀の足跡
 櫻のころから体調が今ひとつすぐれずに止めていた朝の散歩を復活しました。
 このところ薬の効果でしょうか、早朝の高血圧も大体安定してきたので久しぶりに出かけて見ました。

 大雨もあがり、梅雨の中休みと予報されていますので、涼しい昨日は気に入りの“梔子池公園”まで歩いてみました。予想通り白い大輪の蓮が開いていて、寂光土を現出していました。
 冬のころ、折れ曲がった枯れ蓮や、実を飛ばした後の姿を描いたことがありますが、今はすでに花びらを散らして小さな漏斗形の青い実を見せているもの、開ききったもの、まさに花開かんとするものと、百々姿です。葉もあらゆる姿態を見せて絵心を誘います。
 今日はカメラ持参での散歩でしたが、残念ながら昨日の午後の雷鳴を伴った激しい雨で美しかった全開の蓮は無惨な姿になっていました。画像は2枚です。


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2 コメント

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おだいじに ()
2009-07-06 15:29:42
ふくら雀さん 白の大輪… やはり「夏は白」ですね。寂光土の幽玄は絵心を誘います。葉の揺らぎ、そのうえの滴の形も楽しみです。冬のころの折れ曲がった枯れ蓮… 情緒があります。

 蓮の葉の表裏打ち合ふ風の道路(ミチ) 津田清子

 吹かれる浮葉、巻葉、立ちあがり、折れ曲がる葉。見飽きません。
 どうぞ 暑さに負けずお元気でお過ごしください。
 
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風の道 (ふくら雀)
2009-07-07 21:38:22
今朝はかなり風がありました。句が実景をうまくとらえています。
いつも適切な詩歌で彩を添えてくださいます。

カメラの視点を蛙さんに教わることが多いのですが、根底にある詩人の感性の問題のようです。同じものをとらえて形にしたときの違いはメカの差では片付きません。

夏祭りに季節に入ろうとして落ち着きませんが、このところ毎日絵を描いています。
そのうちにお目にかけますね。
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