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避難所として利用されている熊本刑務所の武道場を訪れた杉良太郎。支援活動を続ける強い意志を示した=30日、熊本市 (撮影・山内倫貴)
(サンケイスポーツ)
歌手で俳優、杉良太郎(71)が30日、熊本地震の被災地を初めて訪問し、避難所となっている熊本刑務所で被災者を激励した。長年にわたり数々の慈善活動に尽力してきた杉は、「もう少し落ち着いたら、励ます会をやりましょう」と歌での支援も約束。芸能人の支援活動について「売名行為と批判する人もいるけど、それなら『国民総売名行為』をした方がいい」と支援の必要性を力説した
東日本大震災をはじめ、さまざまな災害現場の復興支援を精力的に行ってきた杉が、熊本地震の現場を初めて訪れた。
杉にとって刑務所の慰問はライフワーク。少年時代に通っていた歌謡学校で地元・神戸少年刑務所を慰問したのがきっかけで続けており、2008年に法務省の特別矯正監に任命された。
今回訪れた熊本刑務所では、最大震度7を観測した14日夜から一夜明けた15日、受刑者の収容棟とは別棟にある武道場などを避難所として開放。国内の災害で刑務所を避難所としたのは初めてで、一時は約250人が集まり、現在も約50人が身を寄せている。
ひとり暮らしの女性(71)が「家には亀裂が入っていて、揺れるたびに不安で眠れない」と訴えると、杉は「頼るときは我慢しないで頼ったほうがいい」と激励。80代の男性から「テレビで見ています」と感謝されると、そのほおを優しくさすって勇気づけた
熊本刑務所には489人が服役中だが、受刑者は災害救助法11の適用外で自治体の支援を受けることができない。そのため同所では非常食として約2万食分の備蓄をしていた。被災者にはこの中から食料を提供している。
杉は「渾身の力でやってくれている」と刑務所職員にも感謝。続けて「地域から信頼されている証拠。刑務所ができる貢献活動の新しい形を示した」と称賛した
時代劇「遠山の金さん」シリーズなどで主演してきただけに、熊本城の被災には「ショックだね…」。芸能人による支援活動については「『売名行為』と批判する人もいるけど、それなら『国民総売名行為』をしたほうがいい」と強調。少々の批判を受けても支援活動は続けるとの固い“信念”は、長年私財を投じて慈善活動を行ってきた杉サンならではだ。
被災者から「また来てね~」とのリクエストを受けると、杉は表情を和らげて「歌で励ます会をやります」と約束した。』
杉良太郎「売名」上等!金さん節で熊本支援の必要性を力説しましたが。『2011年(平成23年)3月11日に発災した東日本大震災を受けて、被災地への支援活動を開始。大量の救援物資を載せた車両12台を手配し、自ら炊き出しを行った。1995年の阪神・淡路大震災で実家が被災し、以降被災地への支援活動を継続的に行なっており、2004年の新潟県中越地震でも精力的な活動を行なっている。また地震で被災し全体の2/3が不通となっている三陸鉄道の復旧支援ヘッドマークのオーナー(名義としては個人事務所の杉友となる)となり、2011年9月28日よりマークをつけた列車の運行が開始されている。杉良太郎 - Wikipediaja.wikipedia.org/wiki/より一部引用』阪神淡路大震災や東日本大震災の救援活動や数々の慈善活動は、損得勘定や売名行為だけでは、長年にわたり出来ません。 『熊本刑務所には489人が服役中だが、受刑者は災害救助法の適用外で自治体の支援を受けることができない。』と言う問題は、改善すべきと思います。受刑者も更正を目指す人間として尊重されるべきです