カフェの倒産件数過去最多ペース コーヒー豆の価格高騰など要因 帝国データバンク

FNNプライムオンライン3/6(木)11:53

 

喫茶店の倒産件数がコロナ禍に迫る勢いで増加です。

帝国データバンクによりますと去年4月から今年2月までに倒産した喫茶店の件数(負債1000 万円以上の法的整理)は66件で、前の年の同じ時期(64件)を上回りました。

また、年度累計でもコロナ禍で大きな打撃を受けた2018年の73件に迫る勢いで過去最多を更新する可能性があります。

倒産の大きな要因は、円安によるコーヒー豆の価格高騰で主に流通している品種ではこの1年間でおよそ1.4倍に値上がりしているとしています。

帝国データバンクはコンビニコーヒーや大型チェーンとの競合に負けた「中小零細店」で、倒産が増えていると分析した上で「コーヒー1杯へのこだわりといった、他店やチェーン店との違いをどこまで訴求できるかが重要だ」と指摘しています。

 

 

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