自民党は比例から脱落した裏金議員43名分の補充に必死。若手や女性を中心に比例候補を募ったとしているが、実際には「73歳定年制」に引っかかるOB議員にまで、出馬依頼の電話を掛けまくっていたという
◆〔特別情報1〕
共同通信は13日、「野田代表が提唱の野党連携進まず 与党側『漁夫の利』得る可能性も」という見出しをつけて、次のように報道した。
「衆院選で政権打倒を目指す立憲民主党の野田佳彦代表が呼びかけた野党連携がほとんど進まないまま、15日の公示が迫ってきた。日本維新の会が自前の勢力拡大を優先するのに加え、共産党も野田氏の防衛政策に反発して協力を拒否。野田氏はなお実現を模索するものの、時間切れとなる公算が大きい。多くの小選挙区に野党候補が乱立し、与党側が「漁夫の利」を得る可能性も出ている」
野党連携が思いのほか難航しているからだろう、野田代表は代表就任のときの勢いに陰りがみられ、どことなく精彩を欠いているとみられてしまっている。
野党連携がうまくいかないまま、15日の公示日を迎えることとなりそうな立憲の野田代表は、12日の日本記者クラブでの党首討論会で目標数値を、「自公の過半数割れ、比較第1党だ」と明言した。
連休明けの15日には、各政党とも小選挙区の候補者と比例候補者の名簿を提出しなければならない。週末から既に、主戦場は比例候補者の名簿づくりに移っていた。
以下、永田町の情報通からの特別情報である。