教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

天木直人のブログ政治休戦を余儀なくさせた熊本大地震

2016年04月16日 21時54分59秒 | 国際・政治
天木直人のブログ政治休戦を余儀なくさせた熊本大地震
16Apr
2016
政治休戦を余儀なくさせた熊本大地震


Photo by : 2016年4月16日 東京新聞
 3・11を福島県のとなりの栃木県で体験した私には、今度の熊本大地震の深刻さがよくわかる。
 そして、その深刻さは日を追って明らかにされる事は間違いないと思う。
 ニュースがその事ばかりを報じるのも無理もない。
 ところが、この不幸の中でも政争をしている者たちがいる。
 震災直後の15日未明に、民進党の公式ツイッターで、東日本大震災時の野党だった自民党の対応を批判する投稿が書き込まれたという。
 「東日本大震災時の自民党の様な対応を望みます」、「それでは駄目でしょうね」、という書き込みがそれだ。
 「災害対応に与野党はない」という意見に対しても、「なんで?」と喧嘩腰で反論する書き込みもあったという。
 こんなやり取りが民進党の公式ツイッターで繰り返されたというのだ。
 すぐに削除され、枝野民進党幹事長は、「党の見解ではない個人の見解を書き込んだ職員がいる。厳しく対応したい」と釈明し、岡田代表は「どうして起きたか検証したい」と記者会見で語ったという。
 一方の安倍・菅自民党は、3・11時の自民党政権の対応を批判した手前、今度の熊本大地震の対応の迅速さをアピールするのに大忙しだ。
 しかし、そんなアピールだけではどうにもならないだろう。
 熊本大地震の深刻さは、日を追って明らかになり、適切な対応が取れないなら批判されることになる。
 いまこそ政権政党の責任が問われる時だ。
 これを要するに、熊本大震災は与野党の政治休戦を余儀なくさせた。
 補欠選、参院選どころではなくなったということだ。
 既存の政党、政治家では国民を救えない。
 既存の政党、政治家は不要だ。
 そう被災者から批判されないように、既存の政党、政治家がいまこそ試されることになる(了)

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