教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

「キャベツ高騰!米不足!ってどこの話?」地方在住ライターは「全然そんなことない」、都会中心で報じるメディアの情報=全国の事実ではない

2025年01月19日 15時10分11秒 | ニュース
 
知り合いの農家から「取りに来なよ」と言われて軽トラに乗せて持ち帰った、大量の白菜・大根・株・ブロッコリー

知り合いの農家から「取りに来なよ」と言われて軽トラに乗せて持ち帰った、大量の白菜・大根・株・ブロッコリー

「都会の事実=全国の事実」のようになってしまうことが多い


 メディア業界で働く者としての自戒も込めて言いますが、東京発のニュースが全国に流れるものだから、「都会の事実=全国の事実」のようになってしまうことが多いと感じます。たとえば、南海トラフ地震への備えや台風など天候不順が原因とされる昨年8月の「令和の米騒動」ですが、テレビがスーパーを取材し、空っぽの米の棚を映したことも影響し、全国で米が売り切れる事態になりました。「もうすぐ新米出るから慌てなさんな」なんて冷静な意見は聞く耳を持たれず、「備蓄をしなくては大変なことになる!」と米を買い占める人が続出したのです。

 当時はペットボトルの水も軒並み売り切れになりました。アマゾンですら注文ができない状況で、東京に数週間出張で滞在していた私の妻は水を買うことができず、水道水をペットボトルに入れて飲んでいました。

 米についてですが、米の生産が盛んな唐津ではスーパーの棚から米がなくなったのを見たことはありません。知り合いに米農家がいる人も多く、市価よりも安く仕入れることも可能なんですよ。30kg単位で「ほら、この玄米持って行きな!」なんて農家から言われることすらある。だから、米不足とキャベツ高騰については「全国的な扱いのようにしないでもらえるかな……」とも思います。豊富に在庫がある場所も取材をし、そこの情報もメディアは流すべきでしょう。


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