27Jan
2017
野党共闘は無理だと書いた中北浩璽一橋大学教授
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きのう1月26日の朝日新聞で一橋大学の政治学の教授である中北浩璽と言う学者が、「あすを探る」という政治コラムの中で「野党共闘 問われる本気度」という論説でつぎのように書いていた。
・・・民進党は野党一党である限り『政権交代ある民主主義』を定着させる責任を負っている。政権交代に向け無党派層にアピールする政策を打ち出す一方、解散が一時的に止んでいる今こそ、共産党に対して路線転換を積極的に働きかけるべきではないか」
その通りだと思う。
そしてその後で中北教授はこう続けている。
「共産党も本気で自公政権を倒したいのなら、『野党共闘に独自の立場を持ち込まない』という小手先の柔軟対応に終始せず、路線転換にまで踏み込まなければならない。『政権交代ある民主主義』に向けた新たな扉を日本政治が開けるか。それは共産党の覚悟にかかっている」と。
これもその通りだと思う。
しかし、まさしくそれがこれまでの民進党、共産党に出来なかった事であり、そして、それは、これからも出来そうもない。
中北教授が野党共闘を応援する立場なのか、野党共闘を批判する立場なのか、私にはわからない。
しかし、少なくとも今の野党共闘の問題を見事に言い当てている。
これを要するに、野党共闘はもはや無理だという事である(了)
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