教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

HOME天木直人のブログF35墜落事故の迷走が象徴するこの国の防衛政策の...

2019年04月17日 15時54分24秒 | 国際・政治


F35墜落事故の迷走が象徴するこの国の防衛政策の崩壊

2019-04-17



 経済で米国にやられっぱなしの日本だが、防衛政策はもっとひどい事になっている。

 それを象徴するのがF35機墜落究明の迷走だ。

 F35機の墜落が問題ではない。

 その墜落の原因究明ができないまま、墜落事故そのものの実態すらつかめられない実態が問題なのだ。

 昨日16日、防衛省はこれまでに国内に配備された13機のF35Aのうち、5機で計7件の不具合が起きて緊急着陸していたことを明らかにした。

 これはこれまで発表していた件数を上方修正するものだ。

 とんでもない発表である。

 緊急着陸の実数や不具合の実態を隠蔽していたのだ。

 いや、隠蔽ならまだいい。

 実態を把握できていないのだ。

 報道の中には、墜落機の操縦士はベテランだったが、このF35機の操縦の仕方に不慣れだったという記事もある。

 このF35戦闘機は、最新型ステルス機だが不具合の多い欠陥機だという指摘もある。

 そのF35戦闘機を既に日本は米国から百機以上も買わされているのだ。

 岩屋防衛大臣は16日の記者会見で、19日にワシントンで開かれる日米安全保障協議委員会(2プラス2)で、今度のF35機墜落の究明問題を取り上げる事を発表したという。

 しかし、そこで何を話し合うかは明らかにされていない。

 何を話し合ったかについて、2プラス2の後でも明らかにされることはないだろう。

 日本の防衛政策はいまや何もかも不透明になってしまった。

 日本の防衛政策はどんどんと米国の防衛政策の下請け化し、もはや日本だけでは何もわからない、何も決められない事になってしまったごとくである。

 どんな政権になっても、もはやもとに戻す事は出来ないだろう。

 事態は深刻である(了)

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 母「娘のつらさ実感」神戸い... | トップ | HOME天木直人のブログ安倍訪... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿