豆腐レストラン花のれん＠大津市南小松：豆腐ランチ（メンチカツ）

続くコロナ緊急事態宣言。サスガにステイホームを続けるのも嫌気がさしてきて、県内をちょこっとドライブ。湖西のこの界隈で何かを食べに行こうとするなら、麺モノを選択肢から外してみると案外面白い。で、今回は「豆腐レストラン」なる未知の領域に踏み込んでみることにした。

お店の外にあった看板。
レディスセット①及び②・豆腐ランチ（定食風）７種、等々。

店内、テーブル席と小上がり席と。

テーブルにあったお品書き。レディスセットのラインナップが気になる。が、あくまで女性専用メニューか？

お品書き裏面。豆腐ランチ（昼のみ）が850円かぁ。レディスセットよりコッチの方が500円も廉価。

で、その豆腐ランチは壁に掲げたメニュー表に掲載されていた。どれにしようか迷いつつ、３.メンチカツを選択＆注文。

注文してからコチラの写真メニューに気づく。レディスセット①及び②….


なにっ！！「男性も可」って！！ヲイっ！！


...ま、エエか。
というわけで、このお店のレディスセットは決して女性専用ではなかった。

して、待つことしばし、出来上がってきたレディスセットではない豆腐ランチの３.メンチカツ。それに、卯の花・おから・ひじき人参蒟蒻を絡めた煮豆・筑前煮、等々にゴハンに味噌汁。レディスセットでなくとも、十分以上の品数ではないかコリャ。

メンチカツの中身は豆腐的なものではなくちゃんとした挽肉のメンチカツ。さっくりしつつソースと絡んでいい感じ。これで近頃のおよそラーメン一杯分850円は驚愕のコストパフォーマンス。それでいて、ひとつひとつの料理は出来合いの物でなく、丁寧な手作りによるものと食べてみて実感できるもの。このお店では、御主人が店内の給仕を、厨房での調理はもっぱら奥様が御担当されている様子だった。

残さず全部をいただいて、すっかり満足しているところにホットorアイスのコーヒーor紅茶のサービスがあるとのことで、ホットコーヒーをお願いすると、なんと豆腐プリンのデザートまでつけてくださるという大サービス。

その豆腐プリンがまた絶品。人通りの少ないところでポツンと営業されているどちらかといえば地味なお店。だが、料理の丁寧さとコスパ、量的満足度とも非常に高いお店で、実に満ち足りた感を味わった。聞けば、この地に開業してかれこれ12年だそうな。

花　のれん （懐石・会席料理 / 比良駅、近江舞子駅）
昼総合点★★★★☆ 4.5

 

 

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