自家製麺と定食 弦乃月@愛知郡愛荘町東円堂:黒胡椒バター塩そば&ふたくちご飯

今月は土日も続けてガッツリ働いた分、この日は休みをもらった。と、なれば、やはり朝から愛荘町にクルマを走らせてしまう。
この日もウエイティングシートに名前を書いたら、お店が始まるまでどこか温かい場所に潜伏していようと考えていたのだが、そのウエイティングシートが見当たらない。
ナゼ?と、ワタシより早くに来てポールポジションを取っている先客にたずねてみたら、
「だって、今日は、平日ですから。」と仰る。
…自分がこの日休みだから世の中もすっかり土日だろうと、どこかで勘違いしていたのだ。この時、午前5時20分。開店時間までは約100分。さてどうする?長時間外待ちをすることになると事前に分かっていれば、バイク用のオーバーパンツ等々、前もって防寒手段を講じたところだが、今回は全く自分のカン違い。だが、せっかくやってきたのでそのまま外で開店を待つことにした。お店の前にはプラケースに木の板の置いた簡易ベンチがあるが、夜露に濡れて、そのまま座るには余りに冷たい。クルマの中に、何か寒さを凌げるものは…そもそも用意して来ていない。
だが、夏の日差しを遮るサンシェイドを車内に置きっぱなしにしていたのを思い出し、これをベンチに敷いて座ると断熱効果バツグン。やがてはサンシェイドを腰に巻き付けて待つことにした。その姿はカッコ悪いが、背に腹は替えられない。コレがけっこう防寒に役立った。
開店時刻が近くなり、本日の特別メニューが掲出される。
クリスマスランチセット1500円&ごっつい塩そば1000円…むー、迷うなぁ。
そして10人程度の外待ち客が並んだところで午前7時となり、開店。本日のクリスマスランチは「朝に食うもんじゃ無いっすよ」と店主。また「ごっつい塩そば」は「具がデカイ」そうな。そんなことで、注文は「黒胡椒バター塩そば(細麺)」と「ふたくちご飯」。
ところが、ワタシの後に続くお客さんは皆さん揃って「クリスマスランチセット」を御注文。皆さん、猛者ねぇ。
そして出来上がってきた注文の品。「黒胡椒バター」は、初めていただく。正直「醤油そば弦乃月ブレンド」にしようかとも思っていたが、今回は好奇心でこっちを選択。
なるほど、バターと黒胡椒で前にいただいた「食堂の塩そば」とは見た目の印象もかなり異なる。スープ自体は同じものだろうけど。
細麺というからどれほどの細麺かと思っていたが、味わってみたらソコはやっぱり弦乃月。麺を啜る楽しみを存分に味わわせてくるモッチモチの食感をたたえた力強い麺。やはり「いつまでも啜っていたくなる」アレ。麺量も結構あるが多すぎると感じたことはない。塩味のスープは前回味わった「食堂の…」と同様に鶏の旨味を土台とした秀逸な味わいに加えて、段々と溶け出すバターと黒胡椒のアクセントが、誤解を恐れずにいうと「バターを加えたサッポロ一番塩ラーメン」の味わいをどこか彷彿とさせる、ジャンクな感じでまた面白い。「ふたくちご飯」は残ったスープを平らげるに丁度程よい量。
相変わらず、食べに行ったらとことん楽しませてくれ、とことん満足させてくれる。思えば8月の開店からこの方、店主のアクシデントによる一時休業はあったにせよ、そう近くでも無いのに一番足繁く通ったのがこのお店。
なんといっても、朝に行けるのがいい。そして、朝なのに、とことん美味いのをあじわわせてくれるのが、いい。(年内、また行くけどねー。)
ところでこの日、割り箸の袋が弦乃月ロゴの入ったオリジナルのものに変わっていたこと。
ちゃんと気づいてましたよん。



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