ラーメンモリン@大津駅前:煮干の醤油唐揚げセット

今年の10月半ばには県庁前の旧店舗をたたみ、即座に移転営業開始かと思いきや、ガス屋の工事がどうだの等々いろいろあったらしく、大津市梅林の旧「ラーメンひばり」跡にオープンしたのが今月12日のことだったらしい。今月…は、土日に臨時業務が連続で舞い込んでいたため、結局クリスマス・イブの初訪と相成った。

見る人が見れば、「あー、前のラーメンひばりのところだぁー」と分かるこの画像。クルマで行く場合、県庁前の旧店舗は近くに2台分の専用駐車場があったが、今度の新店舗は専用駐車場はナシ。その代わり、すぐ近くの大津駅北口駐車場が30分まで無料、以降30分毎に150円加算。と、書きながら、今回ワタシはチャリンコで訪れた。
この店舗物件を都会的に撮るなら、やっぱりこのアングルでしょ。って、どうでもイイね。
店舗の外にお品書きとお願い事項。いろいろとルールにうるさそうに見えるかもだが、ラーメンが好きで食べに行くのであれば極めて常識的な範囲のことが書かれているに過ぎず、恐れることはなにもない。
店内に置かれている券売機は以前の県庁前店舗からもって来た、あの見慣れたヤツ。移転後しばらくはレギュラーメニューのみで営業することだろうと思うが、ボタン配列三段目、かつての「森次朗・森印朗」が「雄次朗・雄印朗」に名称が変わったことが目を惹く(なぜ名を変えたのかについては、ソコはソレ、いろいろあるわいなぁ)とともに、限定A〜限定Cボタンは健在。
率直なところ、県庁前時代にラーメンモリンに通い詰めたのは、週末土曜日になるとかなりの高確率でリリースしてくる限定メニューが楽しみだったからだ。で、限定の無い日には「ほなたまにはレギュラー喰っとくか」って感じで。(「限定が無いなら帰る」は、たぶん、やったことありません)
「スマイルクリップ」の取り組みも、以前と変わらず続けている。
一見、木製のように見える丸椅子は実はスチール製。下部が荷物置きを兼ねるもので、近所のらーめんみふくさんチから贈呈されたモノだそうな。

今回、「煮干の醤油」に「唐揚げセット」を注文。スマイルクリップを付ける食券は唐揚げセットの方であるべきだけど、そういう細かいことは気にしないで頂戴。
「ラーメンモリン」として新しくなった店舗のカウンター席にあらためて腰を掛けてみると、こころなしかかつての「ラーメンひばり」だった頃に比べ、若干テーブルの位置が後ろに来ていて、その分、厨房部が広くなったように思えるのは錯覚だろうか?いずれにしても、厨房部分だけを見れば県庁前の旧店舗よりは広くなったように見えた。
テーブル上にはなるべくモノを置かず、いわゆるカトラリー等の類は引き出しにまとめて収納。けど、この時期に扇子はいらんやろ…(笑
さて、久しぶりに味わうモリンのラーメン。久しぶり…といっても、実際にはおよそ二ヶ月ぶりなのだが、ずいぶん長かった気がする。つまり、それほど待ち遠しかったということの裏返しか。今回の「煮干の醤油」…県庁前時代にアレほど通ったのに、実は頼んだことがないメニューかも知れない。記録が見当たらないのだ。自分の好みとしては煮干しのスープなら塩の方を選ぶ傾向が強いが、そこを敢えて醤油にしてみた。うまく表現できぬが、煮干しの出汁はネガを出すこと無く旨味の部分だけを前に出し、醤油感ももちろんふくよかにあって、それでいてニボシとショーユだけでなく、一杯のラーメンとして至極アタリマエに感じる味わい。上手く表現できぬが、飽きの来ない、毎日でも食べられそうな味。チャーシューも、メンマも、味玉も、また中細のストレート麺も、とりわけ特別な主張をするわけでなく、トータルとしてスススっと食べてしまっている。そんな感じ。コレが、気軽にチャリンコで食べに行ける場所にある幸せ。やっぱりワタシは、待っていたんだ。
そして湖国最強のカラーゲセット。お漬物は以前のように好きなだけ取り放題ではなくなったけれど、じゅわっとカリッとメガサイズは相変わらず。すっかり満足だった。

思えば、今回のラーメンモリンの移転のみならず、この十数年で、いろんな変遷を遂げてきた大津百町のラーメン屋さん。
県庁前の現空きテナントに新たなラーメン店が参入してくる…なんてことは、当分無い、のかなぁ。無い、だろなぁ。







ラーメン モリンラーメン / 大津駅上栄町駅島ノ関駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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