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t_cognac's weblog
鶏そば223@左京区下鴨西半木町:コクうま塩ラーメン
以前はずいぶん長いこと「ラーメン九九ッ」として営業していたここの物件、近頃新しいお店が入ったと聞き、行ってみた。かつて「ラーメン九九ッ」だったときに訪れることはとうとう無かったが、今回装い新たにオープンしたこのお店は、何か気になるものがあった。クルマで訪れ、店舗が面する北大路真向かいの「タイムズ下鴨上川原町」に駐めた。このお店、オープンは8月1日だそうで、店先には開店祝いの胡蝶蘭らがいくつか置いてあった。
入り口扉。コロナ対策しながらの営業中であることが掲げてある。
店内、厨房に面するカウンター席のみ。さっきも書いたがかつては「九九ッ」の言う名の店で、なんかいかにも窮屈そうなイメージがあったが、実際に入ってみれば窮屈感は皆無。さりとて「広々としている」わけでもないけれど。そこはソレ、適度なタイト感ってやつよ。少なくとも「狭くてイヤだな」感はなかったね。
メニューを見てみる。塩ラーメン専門店ということで、ラーメンは「あっさり塩」と「コクうま塩」の二種のみとシンプル。今回はコクうまの方が気になって、そっちを注文することにした。こうして改めてメニューを見てみると、トッピングの黒胡椒入りバターと本格茎わさびもきになるところだが、とりあえず、オプショントッピングはナシで注文した。
メニューの別紙に、お店で使っている水とラーメンと鶏丼のスペック紹介が。それと、どこにも書いてはないけれど、このお店、「鶏そば223」と書いて「とりそばつつみ」と読むそうだ。
その塩ラーメンと鶏丼のスペック拡大。ワタシが訪れたこのとき、たまたま店内ノーゲストだったのをいいことに店主にいろいろと聞いてみたところ、このお店を始める前は右京区のラーメン大輝で修業していたそうである。で、今回の出店では、そのラーメン大輝や、その親戚筋の「ラーメンゆう」をはじめとするアキラ的テイストのラーメンとは一線を画したラーメンを自分なりに研究した上での開店ということであるということだそうな。
ココから先に書くことは、店主に確かめたことではなく、メニュー構成等を見た上でのワタシの勝手な推察であることを先にお断りしておくが、お店を始めるにあたり、動物系素材はあれやこれやと多岐に求めず、シンプルに鶏のみとして、「あっさり塩」用の一番出汁をとる。そのあと、いったん一番出汁をとった材料をリサイクルして強めの火で煮出して二番出汁をとり、一番出汁と掛け合わせたものを「コクうま塩」として売るのであろう。具材についても、豚やメンマといった、ラーメン店の定番的なものは敢えて排して鶏肉と卵だけを扱う。そうすることでコスト的なメリットも出てくると考えたのだろうと推察する。
ココから先に書くことは、店主に確かめたことではなく、メニュー構成等を見た上でのワタシの勝手な推察であることを先にお断りしておくが、お店を始めるにあたり、動物系素材はあれやこれやと多岐に求めず、シンプルに鶏のみとして、「あっさり塩」用の一番出汁をとる。そのあと、いったん一番出汁をとった材料をリサイクルして強めの火で煮出して二番出汁をとり、一番出汁と掛け合わせたものを「コクうま塩」として売るのであろう。具材についても、豚やメンマといった、ラーメン店の定番的なものは敢えて排して鶏肉と卵だけを扱う。そうすることでコスト的なメリットも出てくると考えたのだろうと推察する。
滋賀県愛荘町の弦乃月のヒットが影響しているのかどうなのかは不明だが、朝ラーメンもやってるそうだ。ただし、営業開始は9時からで、10時半までが朝ラーメンとしての時間帯という設定。(個人的には「朝ラーメン」というからには朝7時頃から始めてほしいとは思うが)
そうこうするうち出来上がってきたぞコクうま塩ラーメン。早速いただいてみると….。強烈な濃厚さというのはないが(そもそも最初からソレを期待していない)、鶏の旨味がぐぐぐっと迫ってくるスープ、秀逸。薬味に添えた三つ葉の香味感に加え鶏チャーシュー(このお店では「鶏ハム」と呼んでいる)のさっぱりとしていながら染み出すニクの旨味、しっとりとした食感にほんのり香る柑橘系。調理時に仕込んでいるのか?と思って聞いてみたら、コレは季節の柑橘系…今の季節はレモン、しかも特別に入手した自然栽培のレモン(どんなんや?自然栽培のレモンって?)を使用とのこと。とにかく、実際に出来上がって来たラーメンに対峙すると、メインの鶏と三つ葉の香味とレモンの香りがうまく和合して、なんともイイものをいただいている気分になって来るのだ。まったく、メニュー表のスペックは伊達じゃないことを味覚と嗅覚に訴えかけて来るラーメンであること。
麺は棣鄂製のものだそうで、品番等についての詳細はワタシにはわからないが、よくあるキョートの低加水ストレート細麺とは一線を画す、しっかりした食感のある縮れ麺。麺量的には120g〜130g程度かな?全体的なボリュームとしては軽め指向。
途中の味変で特製オリーブソースを加えてみる。オリーブオイルでなく、オリーブソースですよ。お間違いなく。
ほー、こう来ますか…的に、適度なアブラ感と、さらに香ばしさが広がる。
ちょっとレトロなカフェのような感じを意識した外観、清潔感溢れる店内、ラーメン自体の程々のサイズ感、等々からみて、男のワタシが言うのもなんだが、かなり女子ウケしそうな要素もふんだんにあるお店だと思う。ということで、久しぶりに、「ああ、こりゃヒットだな」的ラーメンに出会えた感。リピートはアリだ。必ず。
ちょっとレトロなカフェのような感じを意識した外観、清潔感溢れる店内、ラーメン自体の程々のサイズ感、等々からみて、男のワタシが言うのもなんだが、かなり女子ウケしそうな要素もふんだんにあるお店だと思う。ということで、久しぶりに、「ああ、こりゃヒットだな」的ラーメンに出会えた感。リピートはアリだ。必ず。
鶏そば223 (ラーメン / 北大路駅、北山駅、鞍馬口駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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「ゆうべくちぐ*」の記事は読みにくかった・・・。