風来軒 加納本店@宮崎市清武町大字加納甲:とんこつ&あっさりとんこつ【2022九州へ#16】

桜島かけ足観光ドライブから一気に走って宮崎へ。
ついに、やっと、とうとう、いよいよ、来ることができた!
風来軒自体は大阪にもあるそうだが、ワタシとしては、やはりココに来てみたかった。なぜなら、あの時の講演会でのハナシに出て来た舞台がココだったからだ。もちろん、UFOキャッチャーでゲットしたぬいぐるみを度々プレゼントしたという大将のお子さんも、大将ご自身も、もういらっしゃらないだろうとは当然思いつつ、だ。
店舗は数年前に新たに建て直されたみたいで、ますます当時の面影はないのだろうけど、それでも今回の九州旅では、このお店のラーメンを味わってみないではいられなかったのだ。
車から降りて、店舗のドアに近づくと漂ってくるのは、まさに無鉄砲と同じカホリ。
そうよ。コレだよ。コレ!
で、この日のメニュー表。どうしても無鉄砲との比較になってしまうが、まず、食券制ではない、ということ。無鉄砲は奈良市紀寺町での創業時から食券制。自分が訪れたことのあるグループ全店舗とも食券制。
メインはとんこつ。「プレハブ」とは、プレハブ店舗だった創業期のラーメンを再現したものだろう。それと、しょうゆ・みそ・しお・黒ゴマ担々。ここら辺も無鉄砲とは違うんだな。けれど、麺・スープ・ネギの量がカスタマイズ可なのは共通点。
ご飯ものにいたっては、チャーハン・明太子丼・チャーシュー丼・チャーマヨ丼とバリエーションがあるんだ。ほぉぉ。
そして、「もち麦麺」が推しのようだ。
テーブルの無料サービストッピングには、にんにくしょうゆ、紅しょうが、たくあん。例の辛子高菜の設定はないのか。ほぉぉ。
この他に、白ゴマや黒胡椒はあったけど「ラーメンのタレ」は置かれてはいなかった。
で、コチラ、同行者注文の「あっさりとんこつ」もち麦麺仕様。
自分の中でヘビロテな滋賀県大津市堅田の無鉄砲DNAなお店「らーめん与七」の「あっさりとんこつ」は魚介とのダブルスープ仕様だが、こちら風来軒ではとんこつスープのシングルだ。
で、今なら無料で変更可能なもち麦麺、ちょっと試食させてもらったところ、かなりな太麺でありながら、うどんのそれとは全く別物間のある非常に豊なもちもち感、小麦の風合いが素晴らしい。初めて出会う食感。イイ。

一方、コチラがデフォルトの「とんこつらーめん」。このお店のスタンダードを味わいたく、敢えてカスタマイズ注文はしないでおいた。黒丼から漂ってくるカホリはやはり無鉄砲と同様。そして十分な濃醇さ。そして無鉄砲の豚骨は、やはりこれをさらにデフォルメしたものと確信。
麺はストレートの中太。宮崎「日本めん」の、あの麺ではないのが意外。
今回の九州旅で味わった熊本の「文化ラーメン」や鹿児島の「味工房みその」の豚骨は、いずれも豚頭独特のクセを若干漂わせるものだったが、風来軒のコレにはあのカホリが存在しない。きっと背ガラと水だけで煮込んだスープなのだろう。ともあれ、今回の旅一番の目的地に来ることができた。無鉄砲のルーツを味わうことができた。ああ、ヨカッタ。


風来軒 加納本店ラーメン / 加納駅
夜総合点★★★★ 4.5


 
 
 
 
 
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