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麺心 よし田@伏見区西大手町:濃厚海老つけ麺・京赤地鶏らーめん
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今年の4月に開店したのはハナシに聞いていたが、ようやっと行って来た。近頃のパターンで、買いもんのついでに同行者一名を連れての訪問。
店先に掲示してある写真つきのメニュー紹介やお店の外観等から、麺匠たか松との共通性が随所に(どうしても)見て取れるのだが、まあその辺のことについては開店当初に訪れたあの有名ブロガー氏がすでに書いているのでココでは割愛しておこう。
店内にあるメニュー。つけ麺が主力であることが明確。「鶏魚介つけ麺」を注文したら、かつてのトヨタカローラとスプリンターの差を比較するようなハナシに終わってしまう気がした。そこで、夏季限定メニューが気になりつつも限定の濃厚海老つけ麺を、同行者はつけ麺よりもラーメンが良いとのことで、京赤地鶏らーめんを注文。
しばし待つ間に眺めるつけ麺の取扱説明書。
日産セレナとスズキランディは、別のクルマである。マツダプレマシーと日産ラフェスタ・ハイウェイスターも然り。
ということは、もしかしてOEM?
いやいや、つけ麺・ラーメンにおけるOEMって、どういう状態を指すのか?
麺匠たか松と、この麺心よし田が、お店側の立場としてどのようにコメントしようが、両方のお店に訪れた客は、その共通性を強く感じ取ることだろう。意図的にそのように仕向けているのではないか?と勘ぐりたくなるほどの強い共通性があることは間違いない。仮に「あの店とは関係がない」と主張するのであれば、SUKIDAのバイクのようなもんか?
そうこうするうち、やって来ました濃厚海老つけ麺。
ぱっと見にはなかなか独自性がありそうな見てくれだが、麺の器に載せた小皿に刻んだタマネギや...
つけ麺の麺としては幾分細めの全粒粉麺の、細めながらも、もっちりと、そして、にっちゃりとした噛み応え。全粒粉麺ならではのちょっと蕎麦っぽい感触、啜り込んだときの心地よさもまた、ひと頃の日産セドリックとグロリアみたい。寿司ネタの如きボイルした海老は、むしろ味わいよりも彩りとイメージを優先させた演出に思える。
濃厚海老なつけ汁。生クリームorマヨネーズ(?)のような白い線で飾り付けるセンスは、「見せ方」の演出としては巧み。味わってみると、それはそれはズシッと濃密な動物系出汁に加えて、ネガティブなクセやニオイも味のうち、とばかりにコレまたとことん濃厚なやりすぎ感さえ感じる海老の味わい。そのつけ汁の中にはごろんとした大粒の叉鶏がタップリと入っているのだが、その叉鶏に肉の旨味が感じられないのは残念。このつけ汁に全粒粉の麺は、合わない気がする。ここまで濃厚で力強いつけ汁なら、どこか蕎麦っぽい全粒粉麺より、わっしりもっちりとした全粒粉で無いストレートな太麺の方がよく合うように思う。
一方、同行者注文の京赤地鶏らーめん。味わった同行者曰く「けっこう美味かった」そうである。が、叉鶏が沢山入れてあるわりには肉の旨味がない、出汁を取り尽くしたような味がコレデモカと沢山入れてあるので残してしまったそうだ。
今回、ちょっと辛辣な書きぶりになってしまったが、四条烏丸のトヨタ・パッソは、実は伏見大手筋のダイハツ・ブーンだった、というお店でしかないのだろうか?
大王老麺伏見店→熟成細麺 宝屋 伏見店 →寶式 中華そば 寶 伏見店 のような流れを断ち切って、「ココでなければ味わえない」何かを持つお店として、ぜひがんばって欲しい。
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【麺心 よし田】
11:00~23:00
年中無休(年末年始を除く)
075-888-5157
京都市伏見区西大手町313-1 1階
P:無(近隣コインパーキング利用推奨)
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