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t_cognac's weblog
麺場力皇@奈良県天理市別所町:力皇らーめん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/08/7a501ac31b9dc6a57cd355abd577c774.jpg)
2013年12月5日、ついに大きな山が動いた。
それは今年の4月末に長野県松本市で行われたイベント「信越麺戦記Part5」でのこと。全国津々浦々から、数々のラーメン店が出展する中でその出自を「奈良・新潟」をしているお店があった。ナラ・ニイガタぁ?どういう関係性?奈良に「力皇」なんて店(当時はまだ)ないぞ!?と、強い興味があって、たまたまその時接客対応と行列の整理をしていた店主、力皇氏に直接聞いてみた。すると、「私、実家が奈良の桜井でして、実は今、桜井市内でいい物件がないかなー?と、探している最中なんです。」ということだった。 (そのときの記録)
私自身、その業界には詳しくないのでマッタク知らないのであるが、ここの店主である力皇猛さん、4月に訪れた信濃麺戦記では、そのプロフィールを「力士・プロレスラーとして一時代を築いた男」としていた。確かに、彼の名をググってみると、Wikipediaにすでに「麺場力皇」開店のことも書かれている。何より開店祝い花のこの多さ。そのひとつひとつを見ていると、やはりプロレス関係等から贈られて来たものが多い。さらにノレンは「昭和六十三年春場所 同期生一同より」である。先述のWikipediaにあるように、力皇氏はプロレス引退後、このお店を開店させる一年前から新潟県燕市のラーメン店「潤 燕総本店」に弟子入りし、ラーメン修業をしていた。そういうことで、半年前の信濃麺戦記における「奈良・新潟」とは、まさにこの一年間の動きであった訳だ。当初は桜井で開店させるつもりが天理になったとしても。
メニュー表は極シンプル。注文したのは「力皇らーめん」。注文時、ニンニク入りかヌキかを聞かれた。ニンニク入りで味わいところを、ヌキで頼んだ。
率直なところ、4月の信濃麺戦記で食べた「力皇らーめん」に比べれば、あのときトッピングされていた「魔法のパウダー」や「黒マー油」の姿が見当たらない。まあ、ソコはソレ、あんときのヤツはイベント用豪華仕様だったと理解することにしよう。キャベツ、モヤシ、白ネギと、厚手のチャーシュー。そして鶏つくね団子。「信濃麺戦記」の時の炭焼き仕様ではないが。炭焼きの一手間を加えることより、今はオープン後の不慣れなオペレーションを早く慣らす方がいいだろう。
コテコテではないが、程よく濃厚でパンチのあるスープ。豚の旨味がよく乗ったスープ。奥の方から現れる玉ネギのシャクシャク感と、生姜を多めに用いた、どこかしらちゃんこ鍋的な味わいが美味い。そこに、もちっとした極太麺がコレまたよく合う。
現地に行ってみれば分かることだが、今回新規開店したお店の場所はその北側に天理スタミナラーメン本店、天下一品天理店、彩花ラーメン屋台と、有名どころが集中し、また少し南に行けばあの清湯系の雄「一徳」がある。そんな中、これまでに無かった、それでいて親しみやすい味わいで、独特のポジションを築いて行くことになるだろうと予測する。
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【麺場力皇】
11:00~15:00 17:00~22:00
不定休
0743ー85ー7200
奈良県天理市別所町81-8
通眞ヨシエビル 1F
P:店舗前にビル共用駐車場?
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しっかりした味覚ならば、負けない。力士の力皇から、応援していますから、力皇ラーメンもフアン