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おだしと小麦 一三〇@一乗寺_天下一品総本店の東約50m
ちょっと久しぶりに、左京区。実に、今年になって初めてだ。ふと「アッサリ」の極北を味わってみたくなり訪れた一三〇。
あくまで、ラーメンではなく、「小麦そば」。蕎麦粉も使用してるのか。(いつごろからだろ)
この日の「きまぐれ」、昆布と鰹。自分はコレを、同行者は「枯鯖と鯛のおだし-メネギ、山ワザビつき-」を注文。
出来上がりを待つ間に「先にお召し上がりください」と出してくれる野菜の盛り合わせ。カラフル。何もつけず、そのままを味わう。
先に出てきたのは同行者注文の「枯鯖と鯛のおだし」。汁の中で逆S字状にたゆたう麺。
メネギ...とは、種子から青ネギを育てた経験がある人ならおわかりだろう。種から芽吹いたネギの若芽そのもの。安藤農園という会社ではコレを商品化しているらしい。
そして、本日の気まぐれ「利尻昆布と鰹のおだし」。具材はナシ。麺と、だしだけ。昆布と鰹だけに、味わってみれば究極のかけそば。これ以上ないシンプルさ、言葉に尽くせない、だしの深みとともに、麺の質感。嗚呼。研ぎ澄まされた刀の先端のような。
同行者注文の「枯鯖と鯛」をちょっと味見させてもらった感じでは、レギュラーの「枯鯖と鯛」のむわっとした質感の方がより個性的にさえ感じる。それにしても、よくここまで「おだし」を特質化させ「ラーメン」ではない「小麦そば」を作り出したものだと思う。
こんなアッサリの極北が、こってりの聖地、天下一品総本店の東50mに位置しているのも、京都という街を面白くさせている要素ではあるまいか。
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