麺屋 優光@烏丸御池:淡竹(HACHIKU)

この日は午後から京都市内で業務。仕事に向かう前にどこかに食べに行こうと探ってみたら、ここがヒット。そういえば、最近知人が「あそこは行っとけ」と推してくれていたお店。本題と関係ないが、かつて烏丸知恵光院にあったNHK京都放送局がココ烏丸御池に移転していることすらこの日まで知らなかった。(ちなみに滋賀のNHKも、におの浜から県庁前に近々移転予定なんてのはさらにどうでもいい情報)

お店の名前からはそのルーツがわからないが、大阪・西中島南方の「人類みな麺類」で修行していた方が創業したお店らしい。大阪方面に美味いお店がひしめいていることは知っているが日頃クルマかバイクで移動するのが常な自分は、なかなか大阪に足が向かない(イナカ者根性)。だから、大阪の味が京都の方に来てくれるのは、それだけで単純にアリガタイ。

10月2日にオープンということで、ほぼ開店1ヶ月。

ラーメンは三種。「淡竹」を「はちく」の読ませるのはちょっと無理がある気がするが、店主が破竹の勢いでソレは「はちく」だと言えば、ソレは「はちく」なのだ。あとになってメンマのことを調べていたら「淡竹」は「はちく」という竹の一種であることがわかった。孟宗竹のタケノコは「掘る」ものだが、淡竹のタケノコは地上に生えてきたものを「刈る」そうな。いやぁ、知らなんだ。【2018年1月6日追記】「真竹」は「まだけ」、「黒竹」は「くろちく」なのは、まあ通常の日本語だな。

 

ランチメニューのオトクなセットや、

追加トッピ、サイドメニュー(「サイドメメニュー」はタイプミスに気づかなかった結果だろう)もあるが、今回はシンプルに「淡竹」のみを注文。

決して広くはない店内に厨房を囲むように設えられたカウンタ−席。目の前は何やらショーケース風になっていて、あたかも回転しない寿司屋さんのショーケースみたいだが、ここにはやがて飾り付けのようなものをする予定とか。このカウンター席のすぐ後ろに螺旋階段があり、上がった二階はテーブル席らしいが、この螺旋階段の存在がかなり店内を狭苦しくさせている感。

それはそうと、できあがってきた「淡竹」。

さまざまな貝のダシを感じさせながらもあっさりとしたスープでありながらそれなりのアブラ感も伴うが、あくまで全体的にはアッサリと食わせるタイプ。レアチャーシューの食感もしっとりしっかり。メンマ代わりの姫竹は甘めの味付けでスープの味わいの中に変化を楽しむことができる。全粒粉(?)を含んだような粒々が見える中太麺、啜り込んでムッチリした食感を楽しめる。
「真竹」、「黒竹」も、またいずれ改めて訪れて味わってみたい、リピートしたくなるお店だった。

 

麺屋 優光ラーメン / 烏丸御池駅烏丸駅丸太町駅(京都市営)
昼総合点★★★★ 4.5

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