【やってきました春の奇跡!】幻の中華そば加藤屋:エソの煮干しそば

先月23日に書いた「京滋合同企画」が始まっている。
詳細については、滋賀拉麺維新会サイトのイベント告知をご覧いただくとして、とりあえず行けそうなところから行ってみることにし、滋賀県庁前へ。

京都駅から大津駅までは9分190円。セコい話ながら、市バスで京都市内に向かうより安くて気軽。駅からはちょっと歩くが、たいした距離ではない。
加藤屋の「春の奇跡」は「エソの煮干しそば」。
「動物系のまったくないスープで魚が強いですが、構いませんか?」
「ええ、もちろん。」
それはそうと、エソって一体どんな魚なのか?
正直なところ、全く知らなかったが、ウィキペディアによれば海釣りの「外道」として揚がる魚らしく、また、肉は白身で質も良いが、硬い小骨が多くてそのままで食べることは少ないそうな。で、煮干しに向いているということなのかな。

運ばれて来ると、目の前にモワワと煮干しの香りが立ちこめてくる。
天かす、細かく割いた鶏ささみ、菜の花、麩、白髪ネギ、そして素揚げしたエソの煮干し。ちょっと具がにぎやか過ぎ?まあ、イベントもんだからねえ。

麵には細めの全粒粉麵を起用。これに強烈な煮干しスープが合わさるもんだから、もはやラーメンというより日本そばに近い感じ。

食べ終わるころには、アフターのお茶漬けとして、アラレとシソを散らせたごはんを持って来てくれる。
「残ったスープを注いでお召し上がりください」

お茶をかけない「お茶漬け」なのだが、強烈煮干しスープとシソの酸味のさっぱり感が相まって、またコレがなかなか美味しい。

今回の京滋合同企画「春の奇跡」では参加店によって、数に限りがあったり夜の部のみの提供だったりするが、加藤屋では昼の部・夜の部ともに提供され、杯数の限定は特に設けていない。
ただしスープ切れになる可能性はあるので、狙って行くならお早めに。






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