さまさま 城陽店@城陽市富野:ラーメン

こないだ、なんとなーく「食べログ」を検索していて、ちょっと気になるお店を見つけた。
どうやら、オラが町城陽に、なんでもラーメンを出す新しいお店が出来ているらしい。
それは「新しいラーメン屋さん」ではなく、「ラーメンも食べさせてくれる定食屋&居酒屋さん」のようだ。
で、本日、午後から出張ついでのランチに赴いてみた。

間口の小さい細長いお店は入口のところがカウンター席で、お店の奥の方がテーブル席となっている。ラーメンの類いは一日30食程度の限定で、早いもん勝ち。日によっては早々に売り切れてしまうこともあるようだ。
職場の仕事をバタバタと片付け、この日は昼の営業時間終了直前の午後1時45分頃にお店に到着。
「ラーメン、まだありますかっ?」
「ええ、ありますよ。どうぞどうぞ!」
お冷やを呷りながらひとしきりメニューを眺め、注文したのは「ラーメン 600円」。

出て来たラーメンのスープは、想像以上に濃厚そう。

スープを口にしてみる。かなり濃密に煮詰められた動物系のダシが旨い。鶏ガラ、モミジをメインに豚骨も合わせて煮込んだそうだ。もちろん、単に煮込んだだけでなく、強火で十分に煮込んだところをさらに水分を半分以上煮詰めて飛ばした、かなり高粘度のもったりこってりとしたスープ。もしかしたら、「昔懐かしい天下一品」をもう一度味わいたいという人なら泣いて喜ぶかも知れない(と、いうにはちょっと軽いかも知れないが、最近の天下一品で食べる天下一品(?)を凌駕するような豊かな味わいをもつ)スープであることに、まず感心した。
具には、ちょっとしょっぱいが、5~6mm厚の食感タップリのチャーシュー。あと、太モヤシと小口切りのネギ。やっぱりこの手の鶏ガラメイン高粘度スープには、青ネギの香りとシャキシャキがよく合う。そして、モヤシよりもメンマがあった方がよりしっくりくると思う。

麺は、京都でごく普通にありがちな低加水ストレート細麺。茹で加減等、とくに申し分はないが、もう少し麺にキャラクターがあると、さらに面白いと思う。

ラーメンと一緒に、辛みの調味料も持って来てくれる。おそるおそる少うしだけスープに足して味わってみたが、あからさまな激辛というわけでもなく、途中からスープの風味を変化させて楽しむにはいい感じ。

とにかくメニューの多い定食屋さん兼居酒屋さんが作るラーメンなので、ラーメン一本に命をかけるような作り方を期待するのは無理なのかも知れない。が、店主はなかなか熱心に研究を重ねているようで、現状ではこの杯数が精一杯としながら、やがては増産できるようにしたいとのことだった。
「だったらいっそ、専門店にしてしまえばいいのに。」とは、甚だ身勝手な私の願いである。

なお、当面は休日(=土日?)の昼営業はやらないとのこと。限定数のこともあるので、確実に狙うならば、シャッターor当日の電話確認が一番いいだろう。
今日は食べなかった「つけ麺」も大いに気になるところである。
だから、再訪は、アリだな。
なお、駐車場については、お店から少し離れたところに2台分が確保してある。


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【さまさま 城陽店】
11:00~14:00(当分、平日のみ) 18:00~翌1:00(年中無休)
0774-46-8589
城陽市富野堀口79-9
P:少し歩いたところにあるレオパレス(城陽市富野北垣内32-1)に2台分あり


さまさま 城陽店ラーメン / 長池駅富野荘駅
夜総合点★★★☆☆ 3.0
昼総合点★★★☆☆ 3.0

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
これは… (いっちゃん)
2010-11-28 08:22:09
城陽店となっているので、チェーン店ですかね?他でこの名前は見ないけど(^-^;。
 
 
 
そうそう。そのことについて、本文に書くのを忘れていました。 (呈蒟蒻)
2010-11-28 09:00:51
いっちゃん>
そのとおり、城陽店です。
本店(と、言っていいのか?)は近鉄京都線新田辺駅とJR学研都市線京田辺駅の間にあるそうです。その京田辺のお店では、ラーメンの提供はない模様です。
 
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