島田製麺食堂＠岡町：あごそば

この日、京都千丸しゃかりきで梶さん渾身のつけ麺をいただいたあと、大阪阿倍野近鉄までバイク飛ばして絵画の展覧会へと洒落込む。そんなうちにお仲間さんから気になる情報が飛んで来るので、帰りに道草。あ、上の写真は、お店に行けば分かります（笑）

京都・滋賀・奈良ならば、ある程度前情報もいろいろあったりするんだけど、大阪はやっぱりその規模が違って、自分のように「年間何百食！」とその数を誇れるほどに喰いに出かけていない似非ヲタには、その情報の更新スピードについて行けない感もある。そんなことで、このお店のことを知ったのも誰かさんがネットワーク上でポロっとつぶやいたのが切っ掛けで。

「あごそば」を主力に、濃厚魚介なつけ麺もありまっせ、というお店らしい。主力メニューにアゴを持って来るところからして、こりゃ普通じゃないなぁ...。
つけ麺の方も気になりつつも、今回はメニューのハシラ、「あごそば」を注文。

出来上がりを待つ間、しばし店内を眺めて過ごす。三重の青雲志なみに「字が多い」お店だが、それらはみんながみんな「注文の前に読みなさい」的なものでは無い。

カウンター席の後ろの製麺室。自家製麺をさりげなくアピール。

やがて、注文の「あごそば」到着。

見た目の青物には水菜の葉っぱ。おもしろいところにトッピングにおぼろ昆布。（京都市立堀川高校スグ北にある「味蔵」のアレほどではないにせよ、ほーココにおぼろ昆布で来ますかぁという見た目の新鮮感）そして、分厚く、面積もまた大振りなチャーシュー。しっかりと炙りをカマしてあり、香ばしく、肉々しく、ウマい。そしてスープは、表面のアブラ分のちょっとした多さと伴い、クセのない焼きアゴの、ちょっと甘さすら感じる独特の清湯。スッキリとした淡麗な味わい。チャーシューはデフォルトは炙りチャーシューだが、注文時に言えばレアチャーシューに変更も可だそうな。

さらに、平打ちのさっくりとした感触の麺がイイ。スルスル、ペロッといける。こりゃあ、ウマいね。
ところで、店内を訪れて、そこに掲示してあるイロイロからわかったこと。

「麺屋もみじ」という姉妹店があるということ。

伊丹市内にセカンドブランド店を開店準備中だということ。

最近までやっていた「先払い制」を止めたこと。

キムチとラー油の「キムラ君」を始めたこと。
まあ、いろんな側面から、かなりマニアックな楽しみ方のできる満足度の高いお店だと思った。

 

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【島田製麺食堂】
　平日 11:00~14:40 ＆ 19:00~23:00
   土日祝 11:30~15:00 & 18:00~23:00
　水曜日夜の部定休（水曜が祝日の場合は夜の部営業）
　06-6855-1122
　豊中市宝山町23-11
　Ｐ：あり
　

島田製麺食堂 （ラーメン / 岡町駅、曽根駅）

昼総合点★★★★☆ 4.0