麺や 十兵衛@福知山市 ゆらのガーデン:特濃豚骨そば

この日、ふと福知山方面に野暮用があって向かう。となれば、お昼はソミさんとこに向かうのが常かも知れぬが、この日は営業していないとの情報を得ていたので、ならば、と、ちょっと気になるコチラに初訪。
行ってみればソコは「ゆらのガーデン」という新しい施設内に作られた複数の店舗のうちの一つのようだった。駐車場はまあまあ大きく余裕があり、料金は無料。アリガタヤ。
芝生の広場の中に広がる7つの店舗。全部が全部、飲食店というわけではなさそうだ。
どうやらココが目的のラーメン店のようだ。
うん。間違いない。暖簾を確かめ、いざ入店。この日は一人で訪れ、カウンター席に案内された。
お冷やはセルフサービス制。レモンを浮かべた透明ウォータージャグが涼しげ&シャレオツ。
さて、なにをいただこうか?メニューを眺めしばし迷う。初訪の場合、取り敢えずはメニューの一番トップに位置しているものを選ぶのが自分の中での原則だが、その一番トップが数量限定とクル。むむむ…ココはやはり数量限定ではない「豚骨醤油そば」を選ぶべきか???と迷いつつ、結局は「特濃豚骨そば」をオプション無しで注文。
さらに「今月限定ラーメン」ってのもあった。が、こういうのはお店に二度三度あるいはそれ以上通い詰めた上でオーダーすべきもんだろう、と、自分の中で今回は勝手に決めつけることにした。
厨房で黙々と調理作業中の大将。ラーメン店にあって、ビール推しなTシャツをお召しなのは珍しいパターンかと。
で、注文の品は、木のトレイで運ばれて来た。こういう提供の姿勢に、お店のスタンスを感じたりもする。この、整った感じ。実にイイねぇ。
とはいっても、結局はラーメンそのものが美味いか、そうでないか、だ。
結論「コレハウマイ」。特濃の豚骨は脂っこくなく、さりとて無鉄砲的な豚背ガラをガンガン放り込んでガシガシと掻き回して煮詰めたタイプともまた違う…自分の食べた経験の中で想起するのは、同じ福知山にある「とん吉」のアレに近い印象。ただし「とん吉」のとんこつスープはかなりニンニク風味に依存した傾向が強いと記憶しているが、ココ十兵衛の特濃豚骨はニンニクの助けなしに、十分以上の惹きのある旨味を実現している。コレは何気に、凄い。また、青菜の軸のところにちょこっと盛られた赤いタレが、特濃豚骨スープの中で実に良いアクセント。
ということで、機会をとらえて再訪し、他のメニューもぜひ味わってみたい。そんなお店に出会えたことはこの日一番の収穫だった。


麺や 十兵衛ラーメン / 福知山駅
昼総合点★★★★ 4.5

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