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ワンタンメン専門店たゆたふ@岐阜県多治見市宝町5丁目:特製ワンタンメン&海老ワンタンメン&ダイブ飯
この土日、岐阜方面に一泊二日で出かけてみることにした。昨年たまたま訪れたとき、いわゆる「浜田山たんたん亭」系列の美味いワンタンメンが味わえることに感動したものだった。当時は居酒屋で間借り営業していたこのお店が、今年の9月から満を持して独立開業したそうということで、あらためて行ってみることにした。
ランドマークは多治見郵便局。その南隣が目的のお店。店先の駐車場はクルマ3台程度が置けるが、
入居しているビルの共用駐車場が使えるので、駐車場にはわりと余裕がある感じ。
店先には巨大な「特製ワンタンメン」の看板。
訪れた時間は正午少し前。店内満席につき、ウエイティングシートに記名して、しばし外待ち。ボードに引っかけてあるメニュー表を見てみる。
メニュー1枚目、特製ワンタンメン・月見ワンタンメン・海老ワンタンメン・中華そば。この四種、トッピングは変われどスープはいずれも共通ということで、この一枚に集約しているのであろう。また「中華そば」は、自慢のワンタンを敢えて外すことで「千円の壁」を超えないように設定しているものと思われる(その需要がどれほどあるのか、個人的には気になるところではある)。
メニュー2枚目は濃厚醤油スープバージョン。価格は1枚目と同一。
メニュー3枚目、TKG(たまごかけごはん)かと思いきや、なんと、たまごかけ麺!意表を突くメニュー。
4枚目、チャーシュー丼。
5枚目、サイドメニュー。こうしてメニュー表を眺めている間に順番がやって来て店内に案内していただく。
食券販売機はタブレット的縦画面のタッチパネル。
最初の画面は「人気メニュー」となっており、たとえば「海老ワンタンメン」を注文しようとすると「ボタンがないっ!」ってことになって一瞬、焦る。そこでよく見ると、画面上部がタブになっており、ここから「たゆたふ白醤油」を選ぶと、先ほど眺めていたメニューの1枚目にあったものがあらわれる仕組みなのだが、それならそれでメニュー表の中に「たゆたふ白醤油」というワードを籠めておいてほしいところ。初めて訪れて、何の説明もないままの状態ではどうしていいのか分からずにちょっと困ってしまったゼ。
で、画面のパネルにあるボタンを押したら、こんどはどこにお金を入れていいか分からず、また焦るwww 結局、紙幣はタブレット画面の右に二つあるタワーPC本体みたいなやつの左側のマシンの上部に挿入口が、硬貨はタワーPC右側の上部から投入する仕組みだった。この券売機、調べてみると、株式会社日本コンラックスのPayCubeという製品のキュービックタイプだそうだ。今後、新たにオープンする飲食店でも導入事例は増えてくるだろうか?
そしてその「食券」は、レシートのようなものだった。というか、レシートかコレは。
店内、厨房に面するカウンター席とその背後にテーブル席。非常にシンプルにしてオシャレな空間。
テーブルにはオレンジ酢・煮干し酢・ハラペーニョ酢の三種の酢が置いてある。これは唐揚げにかけるためのものらしいけど、スープの味変にも使える???
やがて、同行者注文の海老ワンタンメンに、
ワタシが注文した特製ワンタンメンが出来上がって来た。
今回、間借り営業を卒業しての独立開業にあたり、昨年の初訪で味わった、あの浜田山たんたん亭系列の味を期待していた。
しかし、今回いただいた特製ワンタンメンの「たゆたふ白醤油」スープは、その風味もスープに浮かぶ油の度合いも、もとの浜田山たんたん亭系列の味よりも、より濃く、より力強くチューニングしたような印象だった。そのことの良し悪しはともかくとして、もともとこのお店にワタシが期待していた「前回食べたときの(間借り時代の)味」とはかなり違うものだった。
お店公式インスタグラムのプロフィール欄に貼ってあるリンクから飛べるこの動画を見れば、店主は一時、岐阜タンメンで修業したのち、ラーメンで独立することを目指すべく、さらに東京の「支那そば 大和」で修業されたというくだりがある。この動画を見て思うに、店主たる彼女が目指しているのは「浜田山たんたん亭」系列の味を忠実に再現したものにとどまらず、自分が作り手として、自分の店で提供するラーメンは、さらに独自性のあるところを目指そうとしているのだろうか。確かに海老ワンタンも自家製肉ワンタンも中身はぷりっぷりにしてワンタン皮がスープにひたってトゥルンと口中に滑り込んで来るあの感覚は素晴らしいし、食紅を周囲にひたしてオーブンで焼き上げる叉焼に、さらに間借り時代の「特製雲呑麺」にはなかった鶏ムネのレアチャーシューも加わり、味玉にいたっては絶妙の味付け加減にして、黄身のジューシーなことこの上なく、ああ、とことんこだわって丁寧に作ってあるなぁ...と、いただきながら感心してしまうほどの出来映え。メンマも間借り時代のザクボキ感のあるやつから細切りのものに変わり、薬味もまた、一枚の三つ葉に海苔を添えていたものがシンプルな青ネギに替わっている。(私を含め)間借り営業の頃の味を知っている人にとっては明らかに「あの頃とは違う」味になっている。
同行者は最初から「ダイブ飯」を追加していたが、私は麺を平らげた後で追加した。
そのダイブ飯を、その名の通り残ったスープにダイブさせてジルジルと〆る。
本当にこのお店、ワンタンについては以前と変わらぬ良さがあるが、ことスープの味わい関しては、間借り営業していた頃のものとは様変わりしている。なぜそうなったのかはワタシには分からないが、いずれにせよ今後このお店に足を運ぶお客さん次第で、その評価がまとまることだろうと思う。
ワンタン麺専門店 たゆたふ (ラーメン / 多治見駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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